まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
「保育」という仕事に「やりがい」と「誇り」を持っている保育士の皆さん、保護者や家族の皆さんへ。
「子どもと関わる仕事は転職!」「いつまでも保育士の仕事を続けたい!」そう思っている方は多いと思います。
でも、「自分に子どもができたら続けられるのか?」「大きいクラスを持っている時に妊娠しても良い?」と仕事を続ければ続けるほど、その悩みは大きくなっていきます。
なぜなら、「妊娠してつわりがひどかったらどうしよう」「妊娠することで子ども達や保育園に迷惑がかかるかも」
と思い悩み、子どもを作るタイミングを考えてしまう「現実」があるからです。
実は、この記事で紹介するのは「保育園の中で暗黙の了解」があると言われる「保育士の妊娠・出産ルール」について、
元保育士である私や友人の経験談と、20代の既婚男性が投稿した新聞記事について書かれています。
この記事を読み終えた時に「保育士やその家族を取り巻く労働環境」について、考えるきっかけになれば…と思います。
保育士の「仕事」と「妊娠」の関係性
「保育士は子どもを自分で育ててナンボ」と言われた時代がありました。
保育園は「女の園」と言われるように、比較的若い女性がたくさん働いている所です。
なので、「結婚」「妊娠」「出産」が、職場でで同時期に起こる可能性が高いです。
そんな中、保育園には色々な「暗黙の了解」があるのですが、今回のように「妊娠の順番ルール」があるとしたら…?
名古屋市在住、20代既婚男性の投稿より
結婚して8カ月、今年の1月に妻の妊娠がわかりました…妻の保育園では、
結婚の時期、妊娠の順番まで園長に決められていて「先輩を追い抜くことは
駄目」という暗黙の了解があるようでした。不安な表情の妻を見てられず、
私は妻と一緒に園長先生に頭を下げに行きました。
「子どもができてすみません」
また、保育士200名に行った女性セブンの緊急アンケートで、保育士の
「妊娠順番ルール」は約15%の保育園で実在していることが分かった。
(2018年4月12日号)
これらの記事を見て
と感じました。
保育士の人権は?保育現場で起こっていること
結婚したら子どもが欲しいという気持ちは、ごく普通の事だと思いますが…
まず「できちゃった結婚」はご法度!←それでもたまに、フライングをしてしまう人もいましたが、同僚に白い目で見られるのは当たり前な世界でした。
時には相手の男性が呼び出され、説教されることもありました。
既婚者でも3月になると、園長から「先生は来年出産予定ある?」と聞かれ
「あるかもしれないです」と答えると
「それなら年長はできないか~」と、
就学前の大事な時期である、年長の担任から外される配慮がされました。
「子作り計画」や「出産予定」を聞かれる
「先生!今うちの保育園がどういう状況か理解しているよね!貴女しか年長の担任できる中堅はいないの!」
「○○先生はお子さんがまだ小さいし、○○さんは2年連続年長の担任だしね!1年くらい遅く産んでも別に構わないでしょ。」
と半ば強引?に説得され、新婚時代から3年連続で年長の担任をしていた先輩がいました。
結婚、出産が当たり前にできない世界なんて…
その後、3年連続年長の担任だった先輩は不妊治療をすることになり、私は保育士を辞め大学に編入し転職しました。
私の友人は7月~8月に子作りし、いわゆる「良いタイミング」で出産しましたが、復帰後小さい子を抱え旦那さんも仕事が多忙で退職を余儀なくされました。
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