まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
社会人となって数年~数十年経ったときにふと思うもの。
それは「大学院で専門を極めたい」という気持ち。
この記事では、専門職としてフルタイムで働きつつ、30代半ばで
通信制大学院に進んだ私マチパーと、私の周囲で同じく大学院に行っていた
知り合い4人のことについて書かれています。
この記事を読み終えることで、働きながら大学院に行く意味や
時間管理、仕事との両立について参考になればうれしいです。
社会人が働きながら大学院に行こうとする理由は?
こんにちは😃
私は30代半ばで修士に進みました。
田舎なので選んだのは通信制大学院。他にもPやりながら夜学院に進んだ人が2人、通信院が2人知り合いがいます。
知り合い4人のうち1人はパート切り替え、1人はフルのまま、1人は途中で転職、1人は院退学しました。
— マチパー (@11kagen_blog) August 23, 2020
社会人となって、必ずと言って後悔することのNO1として挙げられるのが
あの頃は「時間があって」「若くて」「頭もよかった(多分今よりも)」
それなのに、つい遊びやアルバイト、飲み会や旅行などに時間を使っていた…。
確かに。学生=遊んでなんぼという時代。なかなか勉強に精がでるなんて人
大学には優秀な先生達がたくさんいたのに、実にもったいなく過ごして
いたな~という気がします。
社会人が大学院に行こうとする理由として考えられるのが
・専門性を深めたい、極めたい
・物事を色々な角度から見ていきたい
・討論する場を持つことで自分の考えを確固たるものにしたい
・文章を論理的にまとめる能力を身に着けたい
・将来大学で教鞭を取りたい
などでしょうか?
私の周りには、仕事をしながら夜学の大学院、もしくは通信大学院に進んだ奇特な方がいます。
他にも仕事を辞めて院に行った人もいますが
今回は知り合いの4人に焦点を当て、4人がどのように仕事と大学院と
両立したのか見ていきたいと思います。
社会人と大学院 仕事と修士の両立
私は短大卒→通信大学編入→Pと社福士
取る→1年おいて通信大学院でした。一つ言えることは、院とフルタイムを
両立するなら、1歳でも若いうちに行く
べし。体力と気力、モチベーションが
持ちません💦フルタイムと院は夜学か通信なら充分
可能だと思いますが睡眠時間がなくなるのは覚悟の上で😶— マチパー (@11kagen_blog) August 23, 2020
夜間大学院生Aさん(30代男性)の場合
Aさんは精神保健福祉士として障害福祉サービス事業所で働いて10年。
もちろん今のまま働き続けることもできるのですが、給料のUPは期待
できませんでした。
そこで、自身のスキルアップと大学教員を目指すため県内の夜間大学院に
行くことを決意しました。
仕事はフルタイムでしたが、授業が早い時間は1時間の時間給を取り対応。
仕事が忙しい時は、授業が21時に終了した後職場に戻って残務をこなすという
日々が続きました。
2年の4月からは修士論文の時期に入り、職場の仲間や周辺の人からデータを
取るなど研究を重ね、締め切り前日に修士論文を提出、口述諮問を経て2年で修了しました。
夜間大学院生Bさん(20代男性)の場合
Bさんが夜間大学院に行ったのは、社会人として病院ワーカーを3年勤めた後退職。
大学院に入ると同時に、障害福祉サービスの支援員に転職しました。
アルバイトは週3回の9:00~16;00まで。週1回は古巣の病院のデイケアに勤め
週1回は大学の先生の口利きで専門学校で非常勤講師をしていました。
2年で修了したBさん、修士と同時に大学で5年有期の演習講師として就職し
その間、週1回別の大学で非常勤講師を務めつつ論文を地道に作成し
大学院修了から5年後、地方で大学の専任講師として教鞭をとっています。
通信制大学院Cさん(40代女性)の場合
Cさんは大学卒業後教員として働いていましたが、不登校の子どもやその保護者と
接するうちにメンタルヘルスに興味を持つようになり専門学校へ。
精神保健福祉士を取ったあと、精神科病院のワーカーとして働いていました。
いつか大学院に行きたいと思っていたものの月日が流れ…
私との出会いがきっかけとなり、通信制大学院に進学します。
しかし仕事とレポートの両立が難しく、子どもも小さかったため留年。
その後家庭の事情で転勤することになり、週3回専門職として働きつつ
4年かけて卒業を目指している最中です。
通信制大学院Dさん(30代女性)の場合
Dさんは看護師とて働いた後、通信制大学に編入して精神保健福祉士を取得しました。
その後、大学で補助講師として働きつつ通信制大学院に進みました。
修士を取ればそのまま専任講師としての道もあったのですが
在学中に本人が大病したため、仕事と勉強の両立をすることが難しくなり
仕事を辞め、大学院も退学し静養していました。
その後体調がよくなったため、今は認定看護師を生かしながらパート看護師として
働いています。
私には毎年論文書くようなマネなんてできないから、これで良かったと思う」と話していました。
社会人が大学院と仕事を両立させるには
AさんからDさんまで、社会人大学院生の生活を振り返ってみました。
結論として言えることは
・大学教員を目指すなら、修士から講師業をするなど準備が必要
・フルタイムで両立を目指すなら、睡眠時間やプライベートはなくなること必至
・1歳でも若いうちの方が体力的に有利である
ということです。
修士論文作成の時期は1日3時間睡眠が
3ヶ月続きました😭おまけにレポートは8000字〜12000字
がザラで、あっけなく落とされる🥶
何度も心を折られながら修了目指し
ました💦若さって素晴らしい🤩
今はお金積まれてもやらないっ😅— マチパー (@11kagen_blog) August 23, 2020
私の場合、先のAさんと同じなのですが
➀修了後大学で教鞭を取る道筋にしたい
➁多角的に物事をとらえ、論理的に話したり発信する能力を身に着けたい
と考えていました。
しかし、大学院で学ぶようになってBさんのように戦略的でないと大学講師の道は厳しいこと
毎年のように学会発表や論文を書き続けることは「向かない」ことが
が、大学院に行って分かりました。
とはいうものの、大学院に行くことで色々な角度から物事を見れるようになったこと、
時により論理的に人前でも発言できるようになったこと、自分に自信が持てた事、
そして自分の限界を知ったこと…を思うと
と思うアラフィフマチパーなのでした…。
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