まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
私は短大卒業後に公務員(保育士)として10数年働いた後、通信制大学に在籍しながら
精神保健福祉士と社会福祉士の資格を取得。さらに相談支援専門員として働きながら
大学院へと進み、社会福祉学修士を取得しました。
社会福祉法人に所属しながらふと「法人の看板がない状態の、自分のチカラだけで
仕事をすることができるのだろうか?」と考えるようになり、2017年の夏から
個人事業主として、専門職後見人や福祉経営アドバイザー、さらにはSNSを活用したり
ブログを更新するなど「本業+副業(複業)」のわらじを履く生活を始めました。
公認心理師試験、郵便局から書留が
届きました📮結果は…第3回でリベンジ達成😭💕
苦労が走馬灯のように流れました😭😭コロナから始まり入院、手術、
後見人受託…よくやったよ、自分💦#公認心理師試験 pic.twitter.com/YDzm8bS3KE— マチパー (@11kagen_blog) February 14, 2021
そんな生活を続けて5年の月日が流れ、ほんのすこーしずつですが個人事業主として
も収入が増えてきつつあった2022年夏、とあるニュースが目に飛び込んできました!
それは「個人事業主としての収益が300万円を超えない場合は、事業所得ではなく
雑所得として扱うことになる」という驚愕な事実…。
この記事では、私のように本業を抱えながら副業として個人事業主として働いている
いわゆる「パラレルワーカー」の人にとって、まさに「寝耳に水!」であった
国税庁の通達を聞き、今後の働き方について考えてみました。
今はまだ、あくまでも「こんな提案していますが、国民の皆さんどう思いますか~」
という段階ではあるものの、個人事業主の年収が300万円を切っている人達にとって
今後の動向が気になるのは間違いなさそうです。
年収300万円以下の場合は「事業収入とは認めない」話について
私が尊敬してやまない「ブログの神様」クロネさんが、ひとり法人の運営について
書かれたブログがありますが、そのクロネさんのTwitterで知った驚愕のつぶやき
【無税入門終了?】サラリーマンの副業赤字節税封じで雑所得に売上300万円基準(案)が登場!その背景と影響に迫る。
☑会社員の副業
☑売上300万円以下
☑自分で事業所得と証明できない
⇒「雑所得」として取り扱う
副業赤字 損益通算✖
副業黒字 青色申告特別控除✖https://t.co/BTIPXnBtWg pic.twitter.com/QcDb2WVdWb— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) August 2, 2022
国が「本業と副業としている人を対象」に、副業を「事業所得」にしている
個人事業主を対象に、その副業収入が「年収300万円」を超えないと「事業」
として認めませんよ~って言っている。「事業」でないのであれば「雑所得」
扱いになり、個人事業主として「必要経費」も認めませんよ~というお話です。
個人事業主300万円問題が浮上した背景とは?
コロナ禍になって、オンラインが主流になった近年。リモートワークがごく
当たり前になり、働き方改革が進んでいきました。
と同時に、本業だけでなく副業にも力を入れる働き方をする人たちが増え、
ウーバーイーツやせどりなどと言った副業も、ごく普通に聞くようになりました。
コロナ禍で「本業だけの働き方では将来不安がある」「自分で稼ぐ力を身に着ける」
「収入の柱を何本か持つ」などと言った考え方をする人達、それを実行する人達も
増えました。
本業と副業をする人達にとって、副業収入に伴う経費が増えてしまった場合
本業から「経費を引く」と言ったことも可能になり、結果的に節税に繋がる=国の
収入が減る=これはいかん!と国が立ち上がった…というのが背景にあるのかな?と
思います。
個人事業主300万円問題…さてどうする?
実際に個人事業主300万円問題は新しく出てきたばかりの話ですので、今後
どのようになるかははっきりとまだ分かりません。
ただ言えることは、私のように本業+個人事業主の立場はかなり苦しくなる…という
ことでしょうか?
とはいえ、正式な方針として決まるにはまだ時間がかかるので、国の動向を見守る
ことしか今の所できないのでしょうね。