まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
工業地帯や観光地域にある保育園には、様々な国籍の子ども達が在籍しています。
この記事では、日本だけど国際色豊かな保育園で、初めての「お弁当」を海外の
今回はブラジルの保護者さん達がどのように準備してくるのか。
そんな内容について書かれています。
そう、「伝え方」って大事だし「習慣がないこと」を準備する保護者さんってホント、大変だな~
って思います。
この記事を読み終えることで、子どもも、親も、保育士も、通訳代わりの年長の
お姉さんたちもみんな苦労して、経験として積み重なる…そんな内容を
日本の生活習慣…お弁当がない国の人に、お弁当について伝えてみたところ
様々な国籍の子ども達と一緒に、同じクラスで過ごしていくことは、子どもは子どもなりに、
保育士は保育士なりにカルチャーショックを受けつつ…
そんな国際色豊かな環境で日々生活していくと
と、その国の生活習慣を容認するようになります。
とはいうものの、やはり普段の生活習慣と言うものは恐ろしいもので、
どうしても「これだけは慣れない」という、カルチャーショックを受ける機会が多いです。
その中で印象に残っているのが「お弁当」
保育園3歳児のお弁当byブラジル
私が働いていた保育園では、月に1度「園外保育」という、子ども達が自宅から
お弁当を持ってきて、外で食べる行事があります。
その中で「お弁当」の習慣があるのは、日本や韓国中国といった、東南アジアの子ども達。
ヨーロッパや南米と言った国では「お弁当」と言う感覚はなかなかないらしく…。
新入園の3歳児で、はじめての園外保育の説明をする時に、年長の女の子たちを
通訳でお弁当の図解とお弁当の説明をしてもらいました。
さらに直前になると保育士が説明、または年長の女の子が通訳でお母様たちに
知らせるのですが。
それなのに、持ってきたお弁当と言うと… 。
子どもにとっては「大事な食べ物」を取り上げられてしまった!
と言う感覚があり、泣いて暴れて、それは大変でした。
無情にもお弁当が食べれない…3歳児がとる行動とは
そうした場合、先生たちのお弁当を少しずつ分けてもらったり、給食の残りの
材料で、給食の先生が少しお弁当を作ってくれたりしていました。
お弁当の失敗談が次の経験に生きる
教訓として、他の子のお弁当の写真を撮らせてもらい「お弁当とはこういうものだ」と、
繰り返し写真をみせながら説明することで3ヶ月後には「何となく」形に
なってくるのですが…。
新しく来た外国の子供たちに、また繰り返し説明し、?というものを持って来て、
預かり、暴れ、噛み付かれ…というサイクルが待っていました。
今はブラジルやフィリピンといった、子どもの割合が多い国には、通訳を入れてくれるように
なったので、その苦労を知らない先生たちも多いと聞きます。
でも、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「ミルク飲もうね」
「靴履いてね」「寝ましょう」「食べましょう」「だめよ」のポルトガル語は
今でも覚えています。
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