まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
この記事では、そんな保育園のお話(給食について)です。
公立保育園の保育士には異動がある
保育士歴10年、働いた保育園は2か所の私。公立保育園は、3年~5年で異動があります。
最初の保育園5年のうち、最後2年は年長児の担任で大変な思いをしました。
特に運動会の責任者を2年連続でやった時と、年長クラスを2年連続で担任した時は相当きつかった。7〜22時まで園にいて、帰って玄関で寝たこともある。子供達のためと頑張りすぎた。
でも
「もうちょっとペース落として
そうやって生き急がなくていい」
救われたんだ。— ゆう (@yukkiisuma) October 8, 2016
2年連続の年長でハードな毎日の中、次の異動を心待ちにしていました。
そして、卒園式で晴れて異動の発表!
異動先の保育園は、家から車で10分。今まで車で30分だったので
と喜んでいました。
工場地帯の保育園は外国人労働者&子ども達でいっぱい
異動先の保育園は
工場地帯のため外国人労働者が多く、海外からの子ども達がたくさん通っていました。
ベルリンの保育園の国際性 pic.twitter.com/937L7o7VY8
— Clara Kreft (@808Towns) August 13, 2019
4月1日。異動の挨拶の時にクラス発表があり、私は3歳児の担任となりました。
決まった時、周りを見渡すと
その理由はクラス名簿を見て判明することに!
国際色豊かな保育園…
工場地帯の保育園は、ブラジル、フィリピン、中国、ペルー国籍など、
いろいろな国の子ども達がいましたが、私のクラスは27人中9人がブラジル国籍で
そのうち7人が3歳児からの新入園でした。
子ども達は集団生活の中で、日本での暮らしや社会性を身に着けていきます。
しかし、日本とブラジルの習慣が異なるため、入園式からどうなるのか
全く予想がつきません。
保育園の集団生活?言葉?給食?何のこと??
入園式。親と離れ、泣きわめくだけならまだ可愛いのですが
走り回る、机の上に乗る、大声上げて親に手を振る。
給食の時間でも、日本とブラジルの食べ物が違うため、手づかみは当たり前
好きなものだけ食べる、そして保育士の給食にも手が伸び…
気づいたらイチゴやパン、ジャムがなくなっている。
保育園の給食を「座って食べる」習慣を身に着ける
同じ時間に給食を食べることを諦め、特に子猿度の強い子どもを1対1でマーク。
横についてガードしたり、膝に載せたりしながら「座る習慣」を身に着けていきました。
「給食=座って食べる」をクリアしたら、次は「苦手なものを少しずつ食べる」習慣作り。
大好きな果物を横目に「苦手なものを一口食べたらね。」とスプーン格闘が始まります。
勢いのある子猿の子ども達。口に入れても大体吐き出してくれます。
そんな格闘を2、3ヶ月もすると…
日本食っておいしい!と子ども達が気づくようになります。
『保育園給食パネル展』
テーマは「保育園給食で日本一周~子どもに伝えたい郷土料理~」
保育園のおいしい郷土料理のレシピを配布中。今日の夕食にいかがですか?
2月15日(水)まで 本庁舎1Fロビーにて #大田区 #保育園 pic.twitter.com/QYsHeCJ3mb— 大田区 (@city_ota) February 13, 2017
保育園給食に外国籍の子ども達が慣れたら、出てくる次の問題
ブラジル料理は…
主食の豆を煮たもの(味なし)
ココナツミルクで作られた砂糖たっぷりお菓子
肉の塊(味付け不明)
コーラやオレンジファンタと一緒に頂く…
「アバウト料理」ですね。
それでも、年長児になる頃には国際感覚が身に付くのか、昼は給食(日本)、
夜は家庭料理(ブラジル)をちゃんと食べるようになるので、本当に不思議です。
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