まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
人生100年時代という言葉も今はすっかり定着したように思います。
一昔前までは定年は55歳だったのに、今は60歳でも早い時代。
65歳は当たり前、70代でも現役バリバリで働いている。
なんと90代の経営者は日本に5万人もいると言われ、まさに「人生は生涯現役」
な世の中になりつつあります。
でもそんな中で、おひとり様で暮らしている人達が増えているのも確か。
おひとりさまの将来…終活について、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士
でもあり相談支援専門員と後見人業務をしている私、マチパーが考える
おひとりさまの終活について記事にしてみました。
この記事を読み終える事で、遠い未来なのか、近い将来なのか誰にでも訪れる
人生のしまい方について考えるきっかけになれば嬉しく思います。
おひとりさまの終活の進め方は?50代60代からできる準備を生活研究家・阿部絢子さんが回答(ハルメクWEB) https://t.co/v4yUpLySd7
— マチパー (@11kagen_blog) May 30, 2022
専門職だからこそ「おひとり様で迎える人生の終焉」に触れる機会が多い
人生100年時代の中で、アラフィフ世代である私、マチパーが
と人に話したら、大体がこんな反応をします。
相談支援専門員の仕事柄、人の終わりのあり方について考えさせられる
ことが多くあります。
自宅訪問した際や、病院に入院してケースワーカーから支援を依頼された
時など、アセスメント(生活歴や生活環境)を取ればとるほど、その人の
「生きざま」に触れ「その人の人となり」があり、その結果「その人のなれの果て」
を実感する。
本来であれば家族に囲まれ、惜しまれつつこの世とお別れしたり、家族や親族が
「できる限りの事をしてあげたい」と。
でも非常に残念なことですが、周囲に惜しまれずむしろ「事務的に」人生の
終わりに向け、粛々と関係者で動く…なんて人も多いのが現実です。
在宅訪問する専門職だからこそ考えるようになったおひとりさまの終活
在宅の人を支える専門職と言えば「ホームヘルパー」や「ケアマネジャー」
「訪問看護」などが挙げられます。
直接自宅に訪問し、相談を受けたり看護を提供したり、直接ケアをする機会が多い
からこそ感じる「コト」があります。
自分が死んだ後のこと…葬式だけしか考えてなかったけど。
実際には、自宅の片付け(持家なら遺産相続手続きが必要になるし、
借家なら契約解除までの手続き及び支払いが必要になる)。
遺産相続の処理と手続き、お墓や仏壇の問題など、
終活していれば大丈夫とは言い難い問題だらけ。
自分の死後に、どう片付けてもらいたいか…今から考えることは、
どう生きるかに繋がっていると感じる今日この頃。
コロナ禍のおかげで、断捨離も少しずつ手をつけることが出来つつあります。
この調子で、終活までいきたいところ
2月は私の周りで亡くなる方が多い月。
また今年も…通夜の場でお坊さんが
「今日という1日は、故人さんが生き
たくても生きれなかった1日。だから
こそ遺された人達は今日という日を
故人に代わって大切に生きて欲しい」
と話される。閉塞的な世の中。終わりの見えない
時だけど精一杯生きなきゃね。— マチパー (@11kagen_blog) February 6, 2022
…訪問看護の仕事をしていた時、高齢の患者さんのご自宅でモノが少ない家は
ほとんどなかった。
多いなと思ったのは食器、服、本や紙類。そして「捨てる」って習慣というか、
年齢を重ねるほど捨てるということをしなくなるなと。
歳とってから一気に、は気力がついていかなそうだから今からいらないもの
使わないものは捨てる。をしていきたい。
身近に介護や看護を必要としている人と接する機会が多い専門職だからこそ
まさに「人のふりみて我が身をなおせ」という思いに駆られるのではないかと
思います。
専門職から見た「おひとりさまの終活」を考える
今の時代「単身世帯」が日本で一番多いと言われています。
子どもがいる人もいない人も、結婚している人も、そうでない人も
大家族な人も、核家族である人も。
今は家族がいるかもしれない。でも、最後はおひとり様で人生を迎える。
それが自宅なのか家なのか。病院なのか外出先なのか。
人生100年時代というけれど、実際は明日の事も分からない。
でも、実際はそれだけでも足りないと思っています。
自分が事故にあったり病気になったり災害にあったりして、
突然人生の終焉を迎えるかもしれない。
専門職同士で集まった時には「病院や色々な手続きをしあえるように」
なんて口約束をしています。
とはいえ、実際になったらどうなるか?私が今考えている事は
➀弁護士にお願いし、任意後見や死後事務依頼を契約する
➁➀のことを、子どものいない私が甥姪に伝えておく
➂できるだけコンパクトに住居をまとめ、モノを増やさない生活に努める
➀については、知り合いの弁護士さんに折をみてお願いしたいと思い
➁については、➀をしてから伝えようと思います。
とはいえ、まだ実行に移すのはもう少し先の話になりそうなので
父の一周忌法要無事終了。この一年
環境や心境の変化がありすぎ、人生観
が変わった一年でした😐— マチパー (@11kagen_blog) May 7, 2022
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