まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
近年、少子高齢化が急激に進んでいる中で問題となっているのが
家族などの身寄りがいない人が増えていること。
身寄りがいない場合、最近は民間の「身元保証サービス」があるように
入院や施設入所、はたまた葬儀、火葬の手配、収骨や死後事務委任など
赤の他人と契約書を交わし、自分の身の振り方をお願いするケースも
増えてきています。
そんな中、昔から世間では「必要とされている」成年後見人の存在。
この記事では、本業が相談支援専門員で個人事業主として専門職後見人を
している私、マチパーが「なぜ専門職後見人のなり手(特に福祉職)が
少ないのか問題」について書いてみました。
専門職後見人はなぜ必要とされているの?
少子高齢化、超高齢社会の日本。
核家族化を通り越して、一人暮らしや二人暮らしの世帯の方が、家族
世帯よりも多いと言われています。
田舎や実家が近くにあれば、何かあれば家族で行き来することもあるでしょう。
しかし、都会で長年生活していれば帰省するのも年に数回というのもザラに
あると思います。
例え近くに住んでいても、自分の生活だけで一杯一杯だったり、家族関係が
良くなかったりするなど、それぞれの家庭の事情で、身内を頼ることができない
なんてこともあります。
そんな中で年を重ね、いざ自分の身体が不自由になったり、認知症や病気で
判断能力が衰えたりすると、自分の力だけで日常生活を送ることもまなならなく
なります。
専門職後見人は「不正をするかもしれない」から怖い?
後見人が付くまでは行政や支援機関
さんが一生懸命なんですが、ついたら
「あとは後見人にお任せ〜」と引いて
しまうケースもあり…初めての後見人受任で↑されると
ココロ折れて「もう2度とやらないっ」
という心理になるかと思います😕— マチパー@いい、かげんブロガー🦁 (@11kagen_blog) June 25, 2023
専門職後見人が働きやすい環境と世間の理解は必須
最近は独立したり、個人事業主として働く福祉職の人も増えてきました。
これからもますます増えるであろう、後見人を必要とする方々の為に
専門職後見人が生き生きと活動できる環境の整備が必要だと考えます。
ウチの地区も壊滅的に専門職後見人、
特に福祉職が足りてないので、裁判所
に差し戻している現状です。仕事との両立が大変だから受けれない
受任したことないから不安
受任したら丸投げされたので二度と
受けないなどの声を聞きます。
個人事業主の後見人さんほどありがたい存在はないです☺️ https://t.co/FkoObxSg7z
— マチパー@いい、かげんブロガー🦁 (@11kagen_blog) June 24, 2023