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まーライオンのいい、かげんブログ
マチパーです。相談支援専門員として働きつつ、個人事業主として後見人業務や福祉経営アドバイザー、業務委託でのオンラインカウンセラーをしています。
社会問題

支援者のやるせなさに寄り添う

まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。

相談員の仕事(今まで切れないケースは続けてみている)をしていると、事業所の管理者さん達

の思いや、時には愚痴を聞くことがあります。

関わりを持ってくると、人としての情が湧き「その人の為に〇〇をしてあげたい」

という気持ち。

マチパー
マチパー
まさに「福祉のココロ」ですよね。
まーライオン
まーライオン
それ、美味いのか?

この記事では、そんな「小さな親切大きなお世話」に直面した、悩める対人援助職や支援者に

対して書かれています。

この記事を読み終えることで、改めて支援者としての視点を振り返るきっかけになれば

嬉しいです。

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支援者として良かれとすることが「小さな親切大きなお世話」として返ってくる

相談員の仕事(今まで切れないケースは続けてみている)をしていると、事業所の管理者さん達

の思いや、時には愚痴を聞くことがあります。

関わりを持ってくると、人としての情が湧き「その人の為に〇〇をしてあげたい」

という気持ち。

例えば、昔自分が同じようにお金な困っていて、目の前の人に対し良かれと思って

仕事や住居を紹介したり。虐待と思われる親子関係に、つい投影しすぎて必要以上に

関わり過ぎたり。

ゴミ屋敷に住んでいて、衛生面で心配だからと業者やヘルパーを呼んで片付けてしまったり。

支援者サイドは福祉のココロで純粋に「この人のために何かしてあげたい」気持ちからつい、

必要以上のことをしてしまいがちです。

だから、自分の思い描いていたことにならなかったり、逆に被害的訴えになったりすると

「こんなはずじゃなかった」「あんなにやってあげたのに」という愚痴を、ついポロッと

口に出してしまう…

「こんなはずじゃなかった」支援者のやるせなさと無気力感

気持ちはとても分かります。

私も昔、若かりし頃はつい相手に良かれと思って押しつけてしまうこともありました。

マチパー
マチパー
私の口にした一言がきっかけでリストカットを目の前でした人もいます。

なので、ついポロッと本音や愚痴を言う管理者さん達の愚痴を受け止めつつ言う言葉があります。

それは

マチパー
マチパー
「その人はもともとそういう人。そうなってしまったのは自分の責任。

支援者にとってはその人のおかげで、色々な人と関わるきっかけを作ってくれたし、今回の経験を

次の人の支援に生かせば良いよ。むしろ『学ぶ機会を与えてくれてありがとう』と感謝すべきだよ」

という言葉です。

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相談支援専門員が支援者にいう言葉と思い

良かれとした結果、裏切られた経験は仕事だけではなく、友達関係やクラスメイト、家族などでも

あることでしょう。目の前の人は信じたい。でも信じ過ぎちゃいけない。

特に相談支援専門員の仕事では感じます。

残念ながら人として、一般常識?というものが欠如している人が多いのもまた事実。

「普通は」は単なる支援者の価値観の押し付けなのです。

だからでしょうか?

よく「淡々と仕事してるよね」「人のココロってないの?」「頭のネジが外れている」

なんて言われることがあります。

まーライオン
まーライオン
まさにマチパーの心情を表している言葉じゃないか!
マチパー
マチパー
何とも失礼な…でも一理ありますね。
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    ABOUT ME
    マチパー
    マチパーです。相談支援専門員(社会福祉士/精神保健福祉士)をしながら、個人事業主で福祉系アドバイザーや後見人活動をしています。30代で公務員(保育士)を辞め、社会人大学、院に進学した変わり者。座右の銘は「いい、かげん」「みんなちがって、みんないい」