まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
小学生女子の「なりたい職業No1」に君臨している「保育士」。
子どもの憧れの職業No1であるにも関わらず「保育士が足りない」という声をよく聞きます。
一体なぜなんでしょう?
それは、ちまたで言われている通り、保育士の仕事が「3Kそのもの」だからです。
3Kとは…「きつい」「きたない」「長時間労働」「過酷」「賃金が安い」など
さらに、常に人手不足である業界には「妊娠・出産の順番ルール」まであるといい
と、子どもにとって「なりたい職業No1」の保育士は、大人にとっての「なりたくない職業」に
なってしまっているのです。
この記事では人材が常に足りない保育現場において、どうしたら保育を担う人材が来てくれるのか
仕事を続けてくれるのか、一つの方法について書かれています。
全国的に保育士不足が深刻化している原因とは
保育士不足、204認可園で定員減 自治体で奪い合いも(朝日新聞デジタル) https://t.co/vdqribk9y3
— マチパー@いい、かげんブロガー🦁 (@11kagen_blog) July 2, 2018
保育士が確保できないと、保育園の定員を確保するのが難しくなり、定員を少なくせざるを得ません。
その結果、待機児童が増え「働きたくても働けない」保護者が、高額な無認可保育園に
子どもを預けたり、仕事を辞めたりなど、経済的悪循環が生まれてしまいます…
保育士不足解消へ。保育士確保のための施策
国は「保育士確保プラン」を公表し、保育士の人材育成や潜在保育士の再就職を支援する施策を公表しました。
国全体で必要となる保育士の数は、平成29年度末時点において「46.3万人」
平成29年度末において必要となる保育士「46.3万人」から、平成25年度の保育所勤務の
保育士数37.8万人、及び平成29年度末までの自然体の増加分2万人を差し引いた、新たに
必要となる「6.9万人」の保育士を確保するため、新たに以下の取り組みを実施
・保育士試験の年2回実施の促進
・保育士に対する処遇改善の実施
・保育士養成施設で実施する学生に対する保育所への就職促進を支援
・保育士試験を受験する者に対する受験のための学習費用を支援
・保育士・保育所支援センターにおける離職保育士に対する再就職支援の強化
・福祉系国家資格を有する者に対する保育士試験科目等の一部免除の検討
(厚生労働省「保育士確保プラン」)
その他、市が設置を認める「認証保育園」や、幼稚園と保育園を統合した機能を持つ
「こども園」、10人~20人程度の「小規模保育園」など、保育園の規制緩和が
進んでいます。
近所でも、ここ1.2年ほどで小規模保育園が増えました。それに伴い「保育士募集」の
広告も増えているような…気がします。
保育士不足解消の一石となるか!?
東京新聞:多彩な保育人材育成へ 主婦、社会人、元保育士など 専門学校、短大が尽力:暮らし(TOKYO Web) https://t.co/nIZBROp9Xz
保育の質うんぬんも聞きますが、
資格がなくても子育て経験があったり
純粋に「子どもと関わる仕事に就きたい」と思う人はぜひ保育の担い手に!— マチパー@いい、かげんブロガー🦁 (@11kagen_blog) July 13, 2018
保育士の人材確保がなかなか進まない中、地方独自の取り組みが進んでいます。
保育士資格を持っていなくても、子育て経験が豊富だったり、子どもと関わる仕事が
したいと希望する人を対象に、一定期間の研修を受けることで、指定する保育園に
勤めることができると言います。
待遇は「保育士の補助業務」となりますが、それでも子ども好きな人にとっては
「子どもと関わることができる」魅力的な仕事ですし、保育士にとっても
「仕事の軽減」に繋がります。
「保育士でない人が保育業務に関わるなんて!」という声もあるかもしれませんが、
せっかく志高い人が働くチャンスがあるのなら、このような取り組みも有効です。
保育士にとっても、自分一人で仕事を抱え込む負担が少なくなり、精神的にも肉体的
にも負担軽減に繋がるはずです。
そして子どもを預ける「働く保護者」にとっても、安心して仕事に打ち込める環境が整いますように…
そう願っています。
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