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まーライオンのいい、かげんブログ
マチパーです。相談支援専門員として働きつつ、個人事業主として後見人業務や福祉経営アドバイザー、業務委託でのオンラインカウンセラーをしています。
社会問題

相談員が考える理想的な年の取り方とは

まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。

福祉職として働くようになって25年余り。保育士、生活相談員、指導員

そして相談支援専門員と児童、高齢、障害分野を渡り歩いてきました。

その中でたくさんの出会いと別れがあり、当事者支援はもちろんのこと

家族支援を行う中で、様々な生き方や考え方、家族のありかたというもの

を見てきました。

この記事では、当事者支援や家族支援をしてきた福祉専門職として、この道

25年余りの現役相談支援専門員である私、マチパーが思う「将来の理想的な生き方」

について考えてみました。

人間誰でも年を取ります。生きている以上、人のお世話をすることもあれば

されることもあります。年を重ねる事で人様のお世話になる機会が確実に増える

ので、この記事を読み終える事で、理想的な生き方、年の取り方について考える

きっかけになれば嬉しいです。

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理想的な年の取り方とは?誰もが「年齢を重ねていく」事実

福祉職として働くようになって25年余り。保育士、生活相談員、指導員

そして相談支援専門員と児童、高齢、障害分野を渡り歩いてきました。

その中でたくさんの出会いと別れがあり、当事者支援はもちろんのこと

家族支援を行う中で、様々な生き方や考え方、家族のありかたというもの

を見てきました。

人間誰でも年を取ります。生きている以上、人のお世話をすることもあれば

されることもあります。

ライオンちゃん
ライオンちゃん
特に年齢を重ねれば重ねるほど「お世話する」よりも確実に「されること」が増えてきますからね。
まーライオン
まーライオン
俺は基本的に年なんか取らないし、人の世話になんかならないからな!
マチパー
マチパー
そういう人に限って、人様のお世話になるもんですから…

昔は「イエ制度」の中で、3世代同居が当たり前だった世の中では

「長男の嫁」が親の介護をすることが「どこにでもある家族風景」でした。

しかし核家族化が進み、近年では共働きが主流になった世の中では

在宅で介護を受ける事ができる人は、ある意味「幸せ」なのかもしれません。

その在宅介護でも「老々介護」と言われるように夫が妻を、妻が夫を看る

よりも、ヘルパーによる訪問介護や訪問入浴、訪問看護や訪問診療などといった

家族とは違う「第3者」がお世話するなんて機会も多くなってきました。

そんな「人様のお世話になる」からこそ、自分が年を重ねた後のことまでよーく

考えるようになりました。

マチパー
マチパー
相談員だからこそ、正直「こんな要介護者にはなりたくない!」という反面教師のサンプルは嫌というほど見てきました。

理想的な年の取り方に程遠い生き方とは

人間年を取ればだれでも思う事。それは「ピンピンコロリと逝きたい」

その日の朝まで元気にご飯を食べていたのに…なぜ!?というのがまさに

理想的な逝き方ですが、残念ながら自分の逝き方については誰にもわかりません。

まーライオン
まーライオン
まさにミステリー!
ライオンちゃん
ライオンちゃん
いやいや…(苦笑)

「介護保険」というものがあるように、高齢になればなるほど体の自由がだんだん

効かなくなり、人様のお世話になる機会が増えてきます。

ある日突然、障害や病気により介護や支援が必要になることも考えられます。

マチパー
マチパー
そんな中で「絶対にこんな生き方だけはしてはいけないっ!という生き方があります。それは…

してはいけない生き方➀頑固で人の言うことを聞かない

支援をする人達の中には時々「お節介」という人もいますが、それは「こうしてあげたい」

という「福祉の心」や「愛」が溢れているからこその行動だと思っています。

ライオンちゃん
ライオンちゃん
マチパーさんはその点ドライですもんね~
マチパー
マチパー
いや、ここでいうセリフではないでしょう…

そんな「してあげたい」奉仕の塊のようなありがたーい人達の「良きアドバイス」を

「俺(私)はそんなこと聞かないぞ!」という敵意むき出しの頑固さで拒否をし続けたら

そのうち「がんこ爺(婆)」というレッテルを貼られてしまいかねません。

そうなってしまうと「必要以上に声をかけないようにしよう」「関わらないようにしよう」

という心理が支援者側にも働いてしまい、孤立を深めてしまうことになります。

してはいけない生き方➁屁理屈や論破で相手にマウントを取る

人間年を重ねれば重ねるほど、経験や知識が増え生き方に深みが出てきます。

と同時に「私はこれだけの経験を持っている」「これだけの役職(偉いさま)だった」

という「妙な自信」が生まれてきます。

そうなると、介護される側になった時に「こんな若い奴らに何ができる!」とばかりに

マウントを取る人になってしまいます。

知識や経験があればあるほど、介護や支援をする側の人も構えてしまいがちです。

屁理屈や論破が繰り返されると「あの人に関わりたくない」「あの人は嫌だ」という

レッテルが貼られ、誰からも相手にされず結果的に孤立を深めてしまうことになります。

してはいけない生き方➂人によって横柄な態度を取る

自分よりも役職や経験が上だったり、○○長がつく人にはペコペコするのに、若い人や

経験に浅い人に対しては「そんなことも知らないの」と横柄な態度を取ってしまう。

これは介護を受ける側にならなくても、学生生活や社会人でも良く見る光景ですが

人によって態度をあからさまに変える人を見ると「ああにはなりたくないな~」と

つくづく思ってしまいます。

理想的な年の取り方とは

まーライオン
まーライオン
簡単な話、頑固で、屁理屈で、頭ごなしに怒って、人によって態度を変える人が嫌われると。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
反面、謙虚で、感謝の心を忘れず、素直で、誰にでも同じように接する生き方が人から好かれることになると。
マチパー
マチパー
つまりそういうことです!

人は年齢を重ねれば重ねるほど経験を重ね、人と比べがちになりますが「自分」という

核があれば、どう生きて、どう年を重ねれば「自分らしく生きられる」か、というものが

見えてくると思います。

マチパー
マチパー
福祉職として数々の生きざまを見てきた一相談支援専門員にとって、色々な人の生き方に触れる度に「まさに自分の生き方を見直す」貴重な経験をさせて頂いている…と感じています。
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    マチパー
    マチパーです。相談支援専門員(社会福祉士/精神保健福祉士)をしながら、個人事業主で福祉系アドバイザーや後見人活動をしています。30代で公務員(保育士)を辞め、社会人大学、院に進学した変わり者。座右の銘は「いい、かげん」「みんなちがって、みんないい」