まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
介護保険が2000年に始まって早22年余り。それに沿った形で障害福祉分野でも
ケアマネジャーならぬ相談支援専門員が誕生したのが、2006年の障害者自立支援法
(現:障害者総合支援法)から。
介護保険では20年以上、障害福祉分野でも15年余りが経過した現在。
介護や障害福祉分野で言われているのが「専門員(相談員)の高齢化問題」
この記事では、現役相談支援専門員で後見人としても活動している私、マチパーが
私の周りでも感じている「相談員不足」ならぬ「相談員の高齢化」について
現場から聞こえている声と今後のケアマネや相談支援専門員の高齢化問題について
考えてみました。
ここ2週間程前からの寒暖差。同じ頃
からのハードワークでお疲れ気味😅
夜になると首腰背中が痛くなるお年頃。
「あー腰痛いわ😮💨」と呟くと後ろから
「BBAだからねー」と言う声が聞こえ
静かな殺意が生まれました💢#更年期なお年頃— マチパー (@11kagen_blog) October 19, 2022
この記事を読み終える事で、どうして相談員が高齢化しているのか?
未来のなり手をどう育てるのか?
ケアマネ、相談支援専門員はこれからの高齢社会に必要不可欠な存在だけど
第一次ベビーブームと言われる昭和20年以降に生まれた世代が75歳を迎え
いよいよ日本も高齢社会(すでに高齢化社会を上回っている)と言われるように
なってきました。
そしてよく耳にする言葉が「親亡き後」と「8050問題」。
最近では、子どもからお年寄りまでの「ワンストップ相談窓口」を市町村でも
設置する動きになっているくらい、ケアマネや相談支援専門員といった
相談員のニーズが高まっているのですが、実際には「相談員のなり手不足」と
「相談員の高齢化問題」がじわりじわりと深刻化しています。
ケアマネ高齢化問題に続くかのように
相談支援専門員のなり手不足、高齢化
も周囲では顕著になってます😅多分ウチの市で言うと、平均年齢は
50代半ばから後半かと。相談支援専門員は体力、気力勝負
忍耐力、パソコンスキルがある程度
必要になるので、本来なら30代から
40代が主力になるのにね😂— マチパー (@11kagen_blog) October 8, 2022
そんなやっとの思いで「人に相談する」という土俵に、勇気を振り絞って相談する
のですから、相談者にとって相手の相談員はどちらかというと「実務経験豊富」な
人材を求めがちです。
介護保険や障害者自立支援法が設定された2000年代当初、30代~40代だった、まさに
「経験も豊富で脂が乗った」世代が相談支援の第一線で活躍していました。
しかし時代は流れ、2020年代の今。私もそうなんですが「未だに」第一線で活躍する
人達の「顔ぶれ」が変わっていないのです。
ケアマネや相談支援専門員もなぜ「高齢化」で「人材不足」なのか
どうしても「経験豊富」な相談員が求められた…という縮図になります。
ケアマネや相談員が確保され働きやすくなるために…
我々アラフィフ世代は、どちらかというと「後進育成」をする立場だと思っています。
ケアマネ足りない問題と高齢化問題。
よく聞くようになりました。年々難解
なケースが増え、疲弊する中で報酬は
下がり規制は入り…だとなり手がいなく
なるのは当然だと思います。
在宅介護の充実を国が謳うのであれば
お金をかける所にかけないと現場は
確実に回らなくなると思う🧐 https://t.co/0FNWoKrQ06— マチパー (@11kagen_blog) October 8, 2022
これからますまず問題が増加すると言われる「8050問題」はじめ様々な生活課題に
対応するためにも、ケアマネや相談支援専門員が育成され「この仕事を続けたい!」
と感じるための報酬や労働条件の改善などが必要になると思います。