まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
「メメント・モリ」という言葉を聞いたことはありますか?
恥ずかしながら私も、福祉業界に長くいますが「メメント・モリ」という言葉、私も新聞記事を読む前まで全く知りませんでした。
実は「メメント・モリ」は、子どもなど法定相続人以外の人や団体に、自分の財産を「寄付」することを言い、
子どものない高齢者や、会社経営者、篤志家と言った方々が「社会に貢献したい」という思いで、NPOなど福祉活動の団体に寄付されることが多いと言います。
記事を読み終えることで、自身が「人生の最後に「何か」社会に貢献したい…と思われるかもしれませんし、
「そういえば○○さん、▲▲団体に寄付したいって話していたな…」と考えるきっかけになるかもしれません。
平成最後の月曜日なのね。
令和になっても続けていく。繋げていく。#熊本地震から3年 #東日本大震災から8年
日本財団:災害復興支援特別基金https://t.co/64nRElfj4y #スマスマ#SMAP#新しい地図#義援金にご協力お願いします#復興に向けて手を繋ごう pic.twitter.com/vX4ySIIhGO— さんせべりあ。 (@sanseberia03) April 29, 2019
メメント・モリとは?
「メメント・モリ」という言葉をご存知ですか?
メメント・モリ「遺贈寄付」。
生前の財産や遺言などにより、親族以外に贈ることをそう呼ぶ。
独り身の高齢者や子どもがいない夫婦の増加にとともに増え、寄付の窓口を設けて
いる日本財団には15年度、3年前の3倍に登る150件の相談が寄せられた。財団の
アンケートでは、60代以上の5人に一人が遺言での寄付について「したい」
「関心がある」と答えている。
「メメント・モリ」と「終活」が活性化する背景
近年は核家族化に伴い、高齢の単身世帯や夫婦のみという家庭が増えています。
また、4人に1人が生涯独身といわれ、子どもや身寄りがない人が今後増えてくることが予想されます。
例えば、「日本財団」などに寄付して子どもたちや社会福祉、ボランティア活動に有効に活用する方法や、大学に献体をすることで、今後の医療の発展に寄与する方法もあります。
今日は医学部の献体プログラムに参加された方々の御遺族を招いて感謝の式典が医学部の学生主催で行われる。式典の後、御遺族は学生達や教授と直に話しをする機会がある。数年前から学生達の強い希望で始まったこの感謝の式典。謙虚な気持ちで今年も参加させて頂く。 pic.twitter.com/EsLPO4VwMW
— Irene M. Johnson (@IreneHanabi) May 4, 2019
「終活」や「断捨離」が流行っている
最近のミドル世代では「終活」や「断捨離」も盛んに行われています。
https://twitter.com/minimalist_tj/status/1125255342231654402
どちらも「自分の持ち物を整理して本当に好きなものに囲まれて暮らしたい」という「自分らしく生きる意志」だと思います。
人はいつ突然、命の炎が消える時がくるか分かりません。
自分の亡き後、財産を遺す家族がいない場合、死後の準備もある程度考えないといけないと思います。
幸い、亡くなった方には遠い所に住んでいた身内が一人だけいたので、自宅や持ち物の処分等を話し合い、できる範囲でお願いしたのですが…。
「おひとり様」という言葉もあるように、生涯独身で過ごす人も増えています。
また、夫婦だけで子どもがいないといった家庭や、夫婦どちらかが欠けてしまった場合も「おひとり様」と言えます。
人生の折り返し地点だからこそ…
私もも40代。
しかし「いつ来るか分からない死」について「メメント・モリ」や「終活」のキーワードをきっかけに少しだけ考えたいと思います。
5月の掲示板のことばです。
問いと 答えと
いまあなたにとって
必要なのは
どっちですか
#掲示板#お寺#言葉#終活#最初の質問 pic.twitter.com/0FvwT9bfaw
— 真宗大谷派光明寺 (@koumyouji_koto) May 3, 2019
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