まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
相談支援専門員のなり手不足が深刻です。
相談支援専門員のなり手がいない問題。
事業所の工夫次第では加算がとれて、
結構収益が上がることは分かってる。でも収益以前にまず人が集まらない。
そして続かない。相談支援は目の前の人と向き合う仕事
「自分の型」「こうあるべき」「指導」
と思っている人はまず続かないし相手
に拒否される— マチパー (@11kagen_blog) November 13, 2022
福祉・介護業界は空前の人材不足に悩まされています。
世間での3Kのイメージが定着したせいもあるかもしれません。
この記事では、ケアマネジャーや相談支援専門員のなり手がなぜいないのか?
雇用問題、働き方、そして取るべき専門性である「距離感」からその背景を
考えていきたいと思います。
地域福祉を担う上で欠かせない相談員の存在ですが、相談員自身、対人援助職で
あるならば人との「適切な距離感」を自覚する必要があります。
「相談支援」ってどう思いますか?➀雇用問題から考える
福祉・介護業界は空前の人材不足に悩まされています。世間での3Kのイメージが
定着したせいもあるかもしれません。
最近では、福祉・介護分野に「処遇の改善を」ということで、処遇改善加算や
特定処遇加算、令和4年10月からはベースアップ加算と、3段階の加算制度が
できました。
◎処遇改善加算…利用者など「直接関わる」現場職員の給与UPを目的とする加算
◎特定処遇改善加算…10年以上勤務している=専門性が高い職員の給料UPを目的とする加算
◎ベースアップ加算…令和4年10月より創設。給料のベースアップを見据えた加算
しかし、処遇改善に関する加算が適用されるのは、令和4年11月現在で「直接処遇」と
言われる現場職員に対してのもの。
つまり相談支援業務は直接処遇業務と違い「処遇改善加算」が当てはまらない
(給与に反映されない)ため、基本給は多少高くても実質的に年収が低く
抑えられる傾向があります。
「相談支援」ってどう思いますか?➁働き方から考える
相談支援業務に携わる人は、現場経験5年に加え一定の有資格者であることが
求められます。
「相談支援」ってどう思いますか?➂人との距離感から考える
ケアマネや相談員のなり手が少ない一番の問題は「人との距離感が
うまくつかめない」ということがあります。
人から頼られると「もっとしてあげたい」という心理が働きます。
でもそれがかえってお互いを依存する「共依存」関係になり得たりします。
あとは相手との「適切な距離感」が
保てない人も、依存の波に飲まれて🌊
潰れてしまう。相手との適切な距離感を図るにはまず
自分自身が人とどれだけの距離感が
心地良いのかまず知ることから始まる。— マチパー (@11kagen_blog) November 13, 2022
でも現実は感情的になったり、母性本能が働いたりして「良くない」方向になる
人も多いのが事実です。「良かれ」と思って支援したことがかえって裏目に出たり
「こんなはずじゃなかった」と責められたり…なんてことが続くと「相談には向いていない」
とココロ折れる人も多くいるように思います。
私が思っているのは「温泉♨️」の関係。
最初湯船に浸かると気持ち良いけれど
長時間無理に浸かり過ぎるとのぼせて しまう。足湯♨️がちょうど良いかな、って思う。
頭や身体は冷めているけど足だけはホットな感じ。それならある程度長時間浸かっていても苦にならない。そんな感じ。— マチパー (@11kagen_blog) November 13, 2022
相談員は「人との適切な関係」を知る職業
対人援助職をしていると、どうしても相手に対し構えたり感情を入れすぎる
ことがあるかと思います。