まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
私は2017年から、本業である相談支援専門員の傍ら、個人事業主として
専門職を生かし、アドバイザーや後見人業務、ブログの運営などしています。
この記事では、福祉専門職+公認心理師でもある私、マチパーが考える
福祉・心理職の方が起業し、個人事業主になるための心得と、個人事業主として
やっていくための「適正」と「進め方」について書かれています。
コロナ禍で、今までの働き方を見直したい…
副業を始めたいけど、何から始めれば良いか分からない…という方にとって
この記事が参考になれば嬉しいです。
福祉・心理職で本業+個人事業主の時間配分は?
私は2017年から、本業(相談支援専門員)傍ら、個人事業主として細々と活動しています。
現在は2022年、2足のわらじを履くようになって5年という月日が流れました。
とはいえ、メインの仕事はやはり本業ですので、個人事業主の仕事はいつやるのか?
どんな形でやっているのか?
「起業したい!」「個人事業主として副業したい!」と思う人にとっては
とはいえ、だんだんと年齢を重ねるにつれ、老眼や過労が蓄積しつつあるのも事実。
本業も副業も同時進行である私にとって、うまくバランスを取りながら一日でも長く
そのスタイルを継続させていくのは、時間配分と工夫が必要になります。
➀アドバイザーの仕事
こちらは「月1回、1時間」を目安にしています。対面だったり、リモートだったり
メールでの対応だったり…
契約している人も場所もそれぞれなので、1時間=〇〇円という契約をしています。
こちらについては、メールであればその都度、対面は平日の休憩時間を使って
リモートは平日の夜間か、土日の日中を使って行っています。
➁後見人の仕事
こちらも、関係者との話し合いや連絡調整は、メールだったり、電話だったり
リモートだったりします。こちらもその都度だったりしますね。後見人として
被後見人さんにお会いするのは、月1回土曜日を利用利用しています。
➂ブログやSNS
こちらはほぼ「趣味化」していますが、ブログは日曜日の夕方、SNSは頻繁に更新
できてませんが、その都度行っています。
確かに本業の仕事も「なかなかのハードぶり」です。
しかし「土日は本業の仕事を絶対にしない!」と心に誓い、自制してやっていること。
TVは一切つけないこと。
土日のスマホは必要最低限にとどめること。
など徹底しているので、意外と時間は「作れるもの」と思っています。
福祉・心理職(ついでに公務員)で起業するための準備は?
公務員の方が将来の副業や個人事業主として準備できること
確かに公務員の方はもともと副業=法律違反になるので、できませんね。
でも「何らかの個別キャラ設定」をして、TwitterやInstagramなどのSNS
アカウントは作れると思いますし、フォロワーを伸ばすことは可能だと思います。
ブログについても、自分の考えや経験したことなど日記のように書き綴ることは
ブログやSNSはもちろん匿名で、でも「将来の起業や個人事業主になる」ことを想定した
つぶやきにして、アカウント形成していくと良いと思います。
福祉・心理職の方が将来の副業や個人事業主として準備できること
私は本業と個人事業主の両輪で細々と
本業に影響ない形でやっているけど🧐もし「今すぐ本業を辞めて起業する」
選択をするか?と言えば絶対にしないと確信して言える。なぜなら人脈、コネ、下積み、信用が
ない人がいきなり本業を辞めて起業して
も、仕事は来ないし応用も効かないから#本業と副業— マチパー (@11kagen_blog) January 23, 2022
専門職の方は「自分が今までどんな仕事をしてきたのか?」
「自分の仕事=〇〇です」という「強みを持っている」のか?
起業するということは、今までの人脈やコネ、そして何よりも大事なのは
「あなたになら仕事を任せたい」と、所属先に囚われず「あなた自身というブランド」
を持っていること、これに尽きると思います。
そうであれば「今の仕事」の延長線で「起業」できるのか?という「分析」と「検証」
は必須ではないでしょうか。
単純に「あなた自身」の「ブランド力」が今の仕事をしていてないのであれば
福祉・心理職で個人事業主に向いている人とは?
専門職個人事業主として向いてるのは
✅週一でも別の仕事が持てること
(非常勤として最低限の生活費を確保)
✅自分の強み得意分野を理解して
主力の仕事(開業)の鍵に出来ること
✅時給換算を理解していること
(自分を安く売り込み過ぎない)
後は「やりたい仕事だけ選べること」
が醍醐味かな🤩— マチパー (@11kagen_blog) January 23, 2022
〇週1でも別の仕事が持てること
〇自分の強みや得意分野を理解していること
〇時給換算を理解していること
〇やりたい仕事だけ選べること
だと思います。
週1でも別の仕事が持てること
いざ起業する、個人事業主になるとは言え、やはり軌道に乗るまでの「生活の糧」
が必要になると思います。
福祉・心理職の強みと言えば「週1回や一コマ」の仕事、非常勤の仕事ができる
ことと思います。
週1の仕事は比較的時給が高い面がありますし、個人事業主は孤独との闘いです。
自分の専門性を生かしつつ、かつ、人ともコミュニケーションを図れ気分転換にも
生活費の糧にもなる。
最初のうちは、正直新しい仕事を獲得するのは難しいと思うので、週1、2回は
非常勤の仕事をしつつ、週3、4日は個人事業主としてやるべき営業やホームページ
作成、あるいは雑誌の連載を獲得するといった「将来の仕事に繋がる何か」の為の
時間に充てることとおススメします。
自分の強みや得意分野を理解していること
自分の強みとは何のか?カウンセリングなのかソーシャルワークなのか?
研修講師など人材育成なのか、個人に対してなのか、グループや企業など大人数に
対してなのか?
まずは自分の強み=PRできること。「これだけは誰にも負けません!」というものを
理解していないと、個人事業主として何をしていくのか、その核がブレブレだと
「一体あなたは何のために起業するの?」と自分探しの旅状態になってしまいます。
時給換算を理解していること
始めのうちは「1時間いくら」を安く設定し、だんだんと軌道になるにつれて自分の
価値を上げるために時給を上げていく…これは理想の形だと思います。
しかし、仕事が欲しいからとやみくもに「獲得するために自分を安く設定する」のは
まさに自転車操業になりかねません。
自分の価値を落としすぎず、でも確実に仕事を獲得できる範囲の「まあまあ高い」
時給換算で仕事を設定すべきであると思います。
コロナ禍ということもあり、副業を
始める人が増えているという。本業の仕事がこれ以上給料が上がる
見込みがないのであれば、保険として
副業はしておくことに越したことは
ないと思う。ただし、アルバイトをするのではなく
自分の知識経験を生かした手段で稼ぐ
ことが鉄則。#本業と副業— マチパー (@11kagen_blog) January 23, 2022
つまり、専門職が起業して個人事業主になることとは
起業を目指すのも、本業+副業を目指すのも「何か」目的があってのことだと思います。
その目標は何なのか?個人事業主になることで何を目指すのか?
結局の所、私はまだ本業+個人事業主の範疇でとどまっていますが、いつの日か
個人事業主だけで生活できる日を目指していけたら…と思っています。
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