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まーライオンのいい、かげんブログ
マチパーです。相談支援専門員として働きつつ、個人事業主として後見人業務や福祉経営アドバイザー、業務委託でのオンラインカウンセラーをしています。
国家試験対策

福祉専門職として誇りとプライドを持つ

まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。

「国家資格を持って仕事をしている人」と聞いて何を思い浮かべますか?

医者、弁護士、学校の先生、調理師…など「資格があるからできる仕事」と

いうイメージがありますよね。

福祉分野には「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」という

福祉分野の3大国家資格があります(その他には保育士も)。

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確かに、地域包括支援センターや行政機関の相談員など社会福祉士が

必置になっている場所もありますが、有資格者でないといけないという

場所が福祉専門職には少ないのが現状です。

マチパー
マチパー
あとは管理職が無資格者、現場が有資格者だらけというひずみが生まれている職場もありますね…

この記事では、福祉分野に国家資格はあるものの、現実には有資格者以外の

人が仕事をしている現状に加え

国家資格を持っていることだけが本人のアイデンティティとなり、すっかり

宝の持ち腐れになっている人達の現状に触れつつ、これからの若い福祉人材

の方に「福祉の国家資格を持って働く上で必要なこと」について書かれています。

ライオンちゃん
ライオンちゃん
マチパーさん…さりげなく毒を吐いている気がしますが?

この記事を読み終えることで、これから福祉専門職として働こうとしている人たちに

とって「福祉専門職」のあり方を知ってもらえたらうれしいです。

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福祉専門職ってそもそも何?

医者や看護師、弁護士といった職種は「その資格がないとその仕事につけず、

名乗ってはいけない」というもの。

同じ専門職ですが、残念ながらそういう職域がまだまだ少ないのが福祉現場です。

誰でもその仕事に就けるチャンスがあることは素敵なことだと思うのですが

「社会的にまだまだ認められていない、誰でもできる仕事」という現実が

あるのも事実です。

マチパー
マチパー
福祉専門職の立場からするとちょっと悲しい…

福祉専門職を「名刺に書いてあるだけ」の人も

私の職場でも、研修先でも「あるある」なのが

「資格を持っていても有効活用できていない人達」の存在です。

そりゃ、資格の種類によっては「大学卒でないと受験資格が持てない」

「5年以上の実務経験がないと受験すらできない」「2割弱の合格率を突破した」

なんていう現実があるので「自分はすごい人」と錯覚して自慢したくなる気持ちも

分からなくもない…

マチパー
マチパー
あ、いや、やっぱりよく分からないか!?

でも、過去の栄光にとらわれすぎて「やたら専門用語を並び立てたり」

「研修で交換する名刺に資格が書いてなくて」マウンティングしてくる

残念な人がいるのもまた事実です。

マチパー
マチパー
ちなみに私は名刺に資格を「あえて」書かない派です。

そういう人達を見ていると、つい思ってしまうのです

マチパー
マチパー
資格を持っている事しか取り柄がない…可哀そうな人と。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
そんなの宝の持ちぐされじゃありませんか~
マチパー
マチパー
でもいるんですよ。例えば「あなたはよく分からないかもしれませんが~」とやたら専門用語や法律を並べ、自慢気に話す福祉専門職が
まーライオン
まーライオン
一般市民の前で専門用語ばかり並べるなんて、英語を聞いているようなものだろ!?
マチパー
マチパー
そうなんです。私達専門職は「相手の立場に立って」「分かりやすい言葉で伝える」ことが仕事であるはずなのに、勘違いしている専門職も多いんです。
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福祉専門職としての誇りと知識を得るために必要なこと

これから資格を目指す方や、相談支援、福祉現場で仕事をしている人に

お伝えしたいこと。

国家資格取得はあくまで「スタート」に過ぎない。取ってからが専門職としての

勉強が始まるのです。

そのためには

1職能団体(専門職協会)などに加入して、研修を重ねる

2地域で主催する勉強会に参加する

3最新の動向が書かれた本を読む、ネットで調べる

など、職場で言われなくても自分から貪欲に学んでいく必要があります。

マチパー
マチパー
国家資格を持っていることが「自分の足かせ」になっている人も、残念ながらたくさんいます。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
そういう人は「反面教師」としてぜひその背中を学んでいくと良いでしょうね!
まーライオン
まーライオン
ライオンちゃんも、毒を吐くようになったなあ…
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    ABOUT ME
    マチパー
    マチパーです。相談支援専門員(社会福祉士/精神保健福祉士)をしながら、個人事業主で福祉系アドバイザーや後見人活動をしています。30代で公務員(保育士)を辞め、社会人大学、院に進学した変わり者。座右の銘は「いい、かげん」「みんなちがって、みんないい」