まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
この記事では、日本人の5人に1日の割合でいると言われている「HSP」の具体的症状と、こころの持ちようや改善方法について
精神保健福祉士である私の視点で書かれています。
敏感な人 HSPとは?
あなたの周りに、あるいはあなたの周りに「こんな人」はいませんか?
・周囲の人の気分や感情に左右される、合わせようとして疲れてしまう
・相手に合わせすぎて「いい人」になっている
・感情や言葉を周りに言えず孤立感を深めてしまう
・一人でいる時間や空間があるとホッとする
・一度にたくさんのことができず、混乱してしまう
・音やにおいなどのちょっとした刺激が気になってしまう
これらが当てはまる人は「HSP」なのかもしれません。
5人に1人いると言われている「HSP」の症状とは
「HSP」は、アメリカの心理学者である、エレイン・N・アーロン博士が名付けた「Highly Sensitive Person」の略です。
「HSP」は生まれ持った気質と考えられ、世界中合わせて15%~20%の人がいると言われています。
相手の感情を「自分のことのように」感じとってしまったり、「空気を読みすぎてしまったり」するので、「脳が過敏になって疲れやすかったり」周囲から「ボーっとしている」ように見えてしまいます。
そのため、一人で複数の仕事になるとパニックになってしまったり、感じていることをうまく口に出して言えなかったり…が重なって、心身的に疲れてしまう、といった悪循環に陥ることがあります。
HSPの人たちが、症状と対応を受け入れ「毎日をハッピーに」過ごすために
人や周囲に対して気を使いすぎ、疲れてしまうHSPの人たち。
生まれ持った性質なので、症状が改善することはなかなか難しいかもしれません。
なので、「自分の性質」を理解しながら「自分がホッと」できる空間や、「自分らしく」いられる時間を一日の中で確保することが大切です。
具体的には
ホッとできる時間
仕事では「お昼の時間」にコーヒーを飲んだり、少し周囲を散歩したり、自分だけの秘密基地のような所を見つけて過ごしたりなど、一人の時間を5分でも持つことが「自分らしく」いられるコツです。
また、甘いものを少し食べると、元気とやる気がチャージされますよ。
家では、好きな香りに包まれたお風呂に入ったり、好きな音楽を聴いたり好きなことをするだけで本来の「自分らしさ」を取り戻すことができます。
人と比べない
「あの人と比べて自分は…」など、周囲の人やSNSを見て比較し、落ち込んではいませんか?
なかなか難しいかもしれませんが、「自分は自分」「人は人」と割り切ることは大切です。
「人と自分は同じ」「優越つけるものではなく、対等な存在」と思えは、人に対してプレッシャーを感じることは少なくなり、ストレスも抱えにくくなります。
自然に触れ、体を動かす
自然の空気に触れると、人は新鮮な気持ちになり気分をリフレッシュすることができるようになります。
体を動かして自然な空気を取り込むことで、視点も変わり気持ちが楽になります。
自分の性質を知る
人と比べたがったり、周囲の人に対して敏感になりすぎる性質について「自分はどういう時に気持ちが落ち込むのか」「ストレスを感じてしまうのか」ということを、客観的に知ることが大切です。
自分を知ることで、ストレス源と感じてしまう場所や人から離れることもできるし、一歩離れて客観的にストレス源をみることで、「自分の反面教師である」「自分の内面を映す鏡である」と感じることができるようになります。
敏感すぎる人HSPのまとめ
人に対して敏感であるということは、同時に「共感力」があり、それだけ「他人を思いやる」気持ちが大きい人だと言えます。
「自分はこう思う」「自分はこうでありたい」となかなか口に出しては言えないかもしれません。
しかし、適度な人との距離感と、自分を肯定する気持ちを持つことが、「じぶんらしく」生きるためのヒントだと思います。
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