まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
あなたもまさしく、今「対人援助職」に疲れている一人ではありませんか?
実は私もかつて「対人援助職」で悩んだ一人で、「対人援助職」を辞めた経験もあります。
記事を読み終えることで「こんな考えがあるんだ」「これならもう少し続けてみよう」と思えるようになったらうれしいです。
対人援助職とは
対人援助職の一例
医者や看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士といった医療職
学校や塾の先生、スクールカウンセラーといった教育職
保育士、介護福祉士、ケアマネジャー、ホームヘルパーなどと言った福祉職
美容師や理容師といったサービス業
市役所の職員や保健師、社会福祉士などの行政職など
例えば「医療職」である医者の仕事は、患者を診ることはもちろん、看護師や薬剤師と連携し治療に当たったり、理学療法士や作業療法士にリハビリを指示したりするなど
また、定期的に治療方針や進行状況を確認する「カンファレンス」や、患者や家族に病状や治療方法を伝えること、実践を学術集会(学会)に参加して最先端の医療に携わることも該当します。
また福祉職であるケアマネジャーは、利用者本人や家族はもちろんのこと、職場の看護師や社会福祉士、関係機関のホームヘルパーや介護福祉士、必要書類を提出する窓口の行政職員など、多職種連携の場が多くあります。
意見の食い違いや空回り
一人の利用者(患者)について、自分の職種以外の視点や、医療と福祉、地域性の違いなど多職種連携時では意見が衝突することがあり、
人によっては「あの人は分かってくれない」など、ネガティブに考えてしまうこともあります。
https://twitter.com/NyoVh7fiap/status/1054218770741309440
また「利用者(患者)のために」と一生懸命になっても、自分が思うような結果にならなかったり、本人や家族などと折り合いが悪かったりすると
「○○さんは分かってくれない」「こんなはずではなかった」
と、自分に自信が持てなくなり「もうやっていけない」と辞めてしまうこともあります。
大事なのは「いい、かげん」さ
対人援助職は、感情労働と言語労働で、かつ肉体労働でもある。そのストレスと責任はとても大きい。逆に言うと「セルフケア」無しには難しい仕事です。なので、十分なセルフケアと充電が出来る様に、給与と時間の余裕は必須です。その担保は、必ず支援やケアに還元されます
— みなみ 海 (@cocoro_zasi) March 31, 2019
ローモデルとなる先輩が「自分も若い時は○○だったよ」と言われても半信半疑でしたが、
今(40代半ば)思うと「そうだったかも…」と思うことが多く、
バリバリ第一線で働いている人たちも「失敗を糧にして」「いい、かげんさ」を獲得したのだろうなあ~と感じます。
対人援助職を選んだ理由
人のためになる、人から感謝される、人の成長を実感できる仕事だからこそ「対人援助職」の一番の良い所だと思います。
「どうして私だけが症候群」に罹っている人へ
燃え尽きてしまう前に、身近な人でいいのでSOSを出しましょう。
職場の先輩でも、後輩でも良いです。家族でも友人でも良いです。
自分の身近に、あなたのことを悪く思う人はいないはず。
信頼できる人に、少しでも自分の気持ちを伝えることができれば、
きっと少しは楽になり「もう少しだけ、頑張ろう」という気持ちに
なれるはずですから。byマチパー
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