まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
社会人が大学や大学院に編入して「学士」や「修士」の学位を取る。
昔と比べると、そのハードルは随分低くなった気がします。
学べる環境も夜学だったり通信だったりと、社会人にとって学びやすい環境が整いつつある
今日ですが、それでも大変なのが「学業と仕事(家事、育児、介護など含む)の両立」。
この記事では、学歴コンプレックスを抱えていた私が、30歳を過ぎ通信制大学に編入し
さらに大学院にまで進んだ私の「その後」の苦悩?について書かれています。
この記事を読み終えることで、スキルアップに悩む人達にとってのアドバイスになれば
うれしいです。
通信制大学院に入った時のこと
私が大学院の修士課程に進んだのは、2009年4月のこと。
精神保健福祉士と社会福祉士の資格を取るために通信制大学に編入したことがきっかけです。
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もともと学歴コンプレックスを抱えていた私。
「短大卒」から「大学卒」になり、無事精神保健福祉士と社会福祉士を取得したけれど…。
短大の時は、目の前の「楽しいこと」や「アルバイト」それに3回の実習と公務員試験に追われ
卒業前に車の免許をとって、気づいたら卒業。
通信制大学に編入した時は「スクーリング」と「科目修了試験」に追われ、単位を取った後は
国家資格取得に向け、フルタイムの仕事と並行して取り組んだ…
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気づけば「大学卒」にはなったけれど「大学」できちんと学んでいない。
レポートもなんとなく引用文献をつけて、なんとなく2,000字を書いてだして試験受けて、単位とって
だったので、「自分の身についていない」と感じていました。
自分で時間を作りながら勉強するスタイルは、通信制大学時代に十分訓練を重ねたので
大学院は「自分で文献を調べ、研究を重ね、多角的な物事の見方を追求し、自分の思考を立証する」
考えを身に着けたい!そんな気持ちもあり、大学院修士課程の門を開きました。
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通信制大学院とは
通信制大学院の授業は、印刷教材等による授業、放送授業、面接授業(スクーリング)、
メディアを利用して行う授業の4つがあります
講師と直接対面して行う面接授業(スクーリング)を行います。特に修士論文や
博士論文に関する指導では、面接授業を用いるケースが多いです。
修士課程の修了要件は、基本的に2年以上の在学と30単位以上を修得、かつ、
必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び試験に合格することが条件と
なっています。また、博士課程の修了要件は、基本的に3年以上の在学と必要な
単位数の修得、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び試験に
合格することが条件となっています。
ただ、大学院の場合、通信制と言えども先生との対面授業が主になるので、通信制大学に比べると
孤独感を感じることは少ないです。
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通信制大学院は「レベルが高い」ことを痛感する
先生との面接授業で言われた一言。
通学の大学院修士課程の人にそのことを伝えてみた所
と言われる始末…
そんな中でも、1単位4000字~10,000字のレポートを書き上げ、修士論文では
日本語表記の文献や書籍を探し出し、自宅近くの大学図書館に通いつめ、先生との面接授業もこなしつつ
仕事と並行しながら修士課程を修了したのでした…。
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なんとか修了したものの、私にとって通信制大学院のレベルは「高すぎた~」が本音でした。
通信制大学院に行ったもう一つの「目的」
入ってみて、そのレベルの高さに泣きを見ることになったのですが
いつか「大学や専門学校で人材育成をしてみたい」という希望(野望)を持っていました。
そのためには「大学院に入り、できれば博士課程にいくこと」も視野に入れていたのです。
しかし、大学院でロクに英語の論文も読めない「チキンな私」にとって、その夢ははかなく
散りました。
しかし、50代になって大学院の門をたたき、同じ保育士仲間だった方は、その後博士課程に進み
今は大学の講師として教鞭と取っています。
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先日、大学院時代の教授から電話があり
元大学院の教授の話は続く…
「マチパーさん、そういえばドクターコースって行ったっけ?まだ行かないの?どうして?」
いや…これ以上そんなことしたら、身体もちません、確実に寿命が縮みますって
そしてなによりお金と頭を持ち合わせていない…ホントの理由はココです…
— マチパー (@11kagen_blog) January 4, 2020
せっかく修士課程出たんだから、博士も行ったら良かったのに!どうしていかないの?もったいない…
もったいない…お金と時間?
若い人の「人材育成」をすることに憧れがないわけではありません。
いつかチャンスがあれば、非常勤でご縁があればと思いますが、私が目指していた頃の同胞の方が
「諦めなかったらチャンスはやってくる」という言葉を信じつつ
と葛藤しています。
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