まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
突然ですが、
「学会」と聞いて思い浮かべるものは何でしょう?
お偉いお医者様の集まり?◯◯学会と言った宗教活動、勉強会…?
思い浮かべるだけでも色々ありますよね。
この記事では、福祉分野で最高4つの学会に所属していた私が、所属して良かった
具体的内容について書かれています。
この記事を読み終えることで「資格を取ったけど、学会に入ろうか迷っている」
「何年か仕事を続けてきたけど、自己研鑽する場所がないな…」と思っている
あなたが「学会に所属してみよう」と前向きに考えるきっかけになればうれしいです!
私が4つの学会に所属していた理由
私の場合は、学校の先生の推薦状がないと入れない日本保育学会、資格を取ったら
希望者が入ることのできる日本社会福祉学会と日本精神保健福祉士協会、
あと生活困窮や生活弱者のことを研究している福祉労働研究会に所属していました。
【書評掲載】『日本ソーシャルワーカー協会会報』(第118号)にて日本保育ソーシャルワーク学会監修『保育ソーシャルワーク学研究叢書』(全3巻)の書評を掲載いただきました。「専門職のいる保育の実践現場にソーシャルワークを求める声が高まっているのではないだろうか」。 pic.twitter.com/usTFteJxiV
— 晃洋書房 (@koyoshobo) January 17, 2019
学会に所属したり全国大会に参加したりするメリットは?
学会に入るには、入るものによって異なりますが、最大のメリットは
・最新の情報やその分野の動向を掴むことができる
・色々な考え方を論文から知ることができる
・勉強会に会員価格で参加できる
・学会発表をする権利が得られる
・横のつながりが持てる
ことです。
学会に参加することで、国の最新情報やその分野の動向をつかむことができる
◯◯学会では、代表者や理事と言った運営に携わる人達は、国の機関と繋がりを持つ機会が増えます。
審査会や法律の検討会にも専門職の代表として、意見を求められる機会が多いので、必然的に
最新の情報を掴むことができます。
それらは、定期的に発行される協会しや学会しに掲載されますので、会員は最新の動向を知ることが
でき、1年に一度開催される全国学会では、各省庁の職員が基調講演で話をするので、聞くことで
最新情報を得ることができます。
学会に参加することで、色々な考え方を論文から知ることができる
所属しているのは「現場の実務者」だけではなく「大学や専門機関の専門家」だったりします。
そういう機関では、色々な研究を日々しているわけですから、研究の成果を学会しに載せるので、
現場の職員にとっては「今どんな研究がされているか」「どんな考え方があるのか」を
知ることができます。
学会が主催する勉強会に、会員価格で参加できる
学会に入っていると、専門性を高めるための勉強会が開催されることが多いです。
会員になると、それらの勉強会に優先的に参加でき、参加費用も一般価格よりお値打ちになります。
学会に参加するだけでなく、学会発表できる権利が得られる
大学院や、大学講師の場合、その大学が発行する紀要に自分の書いた論文を載せることができます。
学会に所属していると、その学会でも発表する権利が得られ、自分の実績を積むことができます。
研究機関や大学では、先生達の実績を定期的に求めていますので、学会発表や学会誌に論文を
載せることで、積極的に活動しているということを対外的にアピールすることができます。
学会に参加することで「横のつながり」が得られる
学生時代は、同じ資格を目指したり、お互い試験に向け励まし合ったりできますが、
いざ専門職として就職すると、なかなか友達とも会う機会が減り、孤独に陥ることがあります。
そういう時に学会に所属していると、同じような年代だったり、同じように悩んでたりする
人達と出会うことができます。
そうすることで、所属機関を超えたつながりができ、時に勉強会に参加したり、懇親会に
参加したりなど、横のつながりができるようになります。
学会に参加・所属するデメリットとは?
これはお金に尽きます。
お医者様の学会ですと、一つ50,000円を超えるものもありますが、何個も入っていると、
年間費だけでも馬鹿になりません。
それに、学会に所属して数年たつと「お役」として、勉強会の企画をしたり、地区の代表として
会議に参加したり、全国大会などの運営に携わったりすることもあります。
学会に参加・所属することのまとめ
自分の専門性を高め、仕事をしやすくしたいなら、少々お金は張りますが学会に所属することは
自己研鑽のためにも、大きなメリットになりますよ。
特に専門職になって日が浅い人は、積極的に学会に所属することをおススメします!
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