まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
「国家資格を持って仕事をしている人」と聞いて何を思い浮かべますか?
医者、弁護士、学校の先生、調理師…など「資格があるからできる仕事」と
いうイメージがありますよね。
福祉分野には「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」という
福祉分野の3大国家資格があります(その他には保育士も)。
確かに、地域包括支援センターや行政機関の相談員など社会福祉士が
必置になっている場所もありますが、有資格者でないといけないという
場所が福祉専門職には少ないのが現状です。
この記事では、福祉分野に国家資格はあるものの、現実には有資格者以外の
人が仕事をしている現状に加え
国家資格を持っていることだけが本人のアイデンティティとなり、すっかり
宝の持ち腐れになっている人達の現状に触れつつ、これからの若い福祉人材
の方に「福祉の国家資格を持って働く上で必要なこと」について書かれています。
この記事を読み終えることで、これから福祉専門職として働こうとしている人たちに
とって「福祉専門職」のあり方を知ってもらえたらうれしいです。
福祉専門職ってそもそも何?
医者や看護師、弁護士といった職種は「その資格がないとその仕事につけず、
名乗ってはいけない」というもの。
同じ専門職ですが、残念ながらそういう職域がまだまだ少ないのが福祉現場です。
誰でもその仕事に就けるチャンスがあることは素敵なことだと思うのですが
「社会的にまだまだ認められていない、誰でもできる仕事」という現実が
あるのも事実です。
通信制大学で学ぶ理由も環境も人
それぞれ。無資格者があとなき片道切符で時間
やお金、周囲の有資格者から後ろ指
指されながらも学んだ経験は間違い
なく自分の「強み」となる。コンビニ払いはしませんでしたが
私も周りに有資格者に囲まれながら
最短で根性で取りましたもん💦 https://t.co/2tKYH5NH51— マチパー (@11kagen_blog) July 25, 2020
福祉専門職を「名刺に書いてあるだけ」の人も
私の職場でも、研修先でも「あるある」なのが
「資格を持っていても有効活用できていない人達」の存在です。
そりゃ、資格の種類によっては「大学卒でないと受験資格が持てない」
「5年以上の実務経験がないと受験すらできない」「2割弱の合格率を突破した」
なんていう現実があるので「自分はすごい人」と錯覚して自慢したくなる気持ちも
分からなくもない…
でも、過去の栄光にとらわれすぎて「やたら専門用語を並び立てたり」
「研修で交換する名刺に資格が書いてなくて」マウンティングしてくる
残念な人がいるのもまた事実です。
有資格者となって分かったこと。
資格があってもどんどん学びを深め
なければ、それは宝の持ち腐れ。十数年経ち、地域では押しもされぬ
存在になり、後ろ指指していた人達
は何も言わなく…いや言えなくなった
みたい😅 https://t.co/QWe3mnt7Gz— マチパー (@11kagen_blog) July 25, 2020
そういう人達を見ていると、つい思ってしまうのです
福祉専門職としての誇りと知識を得るために必要なこと
これから資格を目指す方や、相談支援、福祉現場で仕事をしている人に
お伝えしたいこと。
国家資格取得はあくまで「スタート」に過ぎない。取ってからが専門職としての
勉強が始まるのです。
仕事をする上で「自分のポリシー」
と言うものがある。この仕事に就きたい!と希望して
実際できている人ってどれくらい
いるのだろう🧐焦れば焦るほど見失いがちになる。
一歩引いて見る視点が必要なんですが
本人はなかなか気づかないもの…— マチパー (@11kagen_blog) June 11, 2020
そのためには
1職能団体(専門職協会)などに加入して、研修を重ねる
2地域で主催する勉強会に参加する
3最新の動向が書かれた本を読む、ネットで調べる
など、職場で言われなくても自分から貪欲に学んでいく必要があります。
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