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まーライオンのいい、かげんブログ
マチパーです。相談支援専門員として働きつつ、個人事業主として後見人業務や福祉経営アドバイザー、業務委託でのオンラインカウンセラーをしています。
保育

保育士の処遇実態

まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。

よく「保育士の給与は重労働の割に低賃金」って、聞きますよね?

まさにそうなんです!

保育園長く働きたいと思うのなら「公務員試験に合格して、公立保育園で働くのが一番」

マチパー
マチパー
と、短大時代に先生達からよく「刷り込まれた」ものでした。

実際、公立保育園で働くようになっても「仕事が大変」なのは当たり前。

でも、正規職員だから仕方ないか…と諦めていた所もありました。

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でも「私立保育園に勤めていた友人」の話や、公立保育園でも、いわゆる「常勤の働き方をする非常勤職員(嘱託職員や臨時職員)」の人たちの給料は

マチパー
マチパー
1人暮らしはギリギリか、難しいかもしれない…!

と思う賃金です。

「人の命を預かる尊い仕事」であり「人と育てる仕事」である保育士の仕事が、なぜ「全国的にも給料が低いのか」

この記事では東京新聞の記事を元に元保育士の視点から書いてあります。

マチパー
マチパー
この記事を読み終えることで、保育士の処遇について考えてもらうきっかけになればうれしいです!
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保育園の処遇実態が分かるアンケート結果(東京新聞より)

専修大学のゼミが、川崎市内の認可保育園で働く保育士ら職員に、労働環境についてたずねたアンケートの実態について発表した記事が、東京新聞に掲載されていました。

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保育士は子どもの憧れの職業…のはずなのに…残念な処遇実態

昔も今も「保育園の先生(保育士)」は特に女の子にとって「なりたい職業NO1」であり、「子どもが好きだから保育士を目指しました」と、マチパーが保育士だった頃はそんな熱い思いに満ちた実習生が来たものでした。

ライオンちゃん
ライオンちゃん
マチパーさんも「子どもが好きだから保育士になったの?
まーライオン
まーライオン
…ノーコメント。マチパーも若いころがあったんだな~

https://twitter.com/yuzutarou_mochi/status/1141708472838283264

マチパー
マチパー
確かに、子どもの成長を実感できる保育士の仕事、やりがいのある素晴らしい仕事です。でも事実、離職率もとても多いのです。
保育士の離職率

保育士等確保対策検討会(平成26年度版)によると、保育士の総数317,146人のうち、32,823人が離職しており、(離職率10.3%:うち公立保育園7.1%、私立保育園12.0%)うち、2年未満で離職するする人が14.9%である(うち公立保育園10.1%、私立保育園17.9%)

マチパー
マチパー
公立保育園と私立保育園の差に開きがあるのは、公立保育園は「公務員」なので、給料面の保障や産休・育休が充実している(福利厚生)環境があるのに比べ、私立保育園は、給与面でも福利厚生でも、公立に劣ってしまう現状があるからだと思います。
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子ども思いの素敵な保育士が、処遇が原因で辞めている現実

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子どもは確かに可愛いし、成長を保護者と一緒に見守り共有できる仕事なので「できれば続けたかった」という、周囲の保育士の友人達から多く聞きます。

しかし、「労働時間が長い」うえに「自宅に持ち帰る(本当はいけないのですが、そうせざるを得ない)事務や雑務が多い」「職場の人間関係の軋轢」さらに「一部の保護者との関係」も、保育士が心身ともに疲弊している要因だと思います。

保育士は自分の子どもの行事に「仕事」で参加できないのはナゼ?…保育士の権利と処遇はどこに

保育士自身が親となり、職場復帰した時に仕事で入園式や運動会、卒園式に出るので、自分の子どもの行事に出れないということをよく聞きます。

どうしても行事ごとが重なってしまうので、「仕事」と割り切らなくてはいけないのですがどうして自分の子どもの成長を見ることができないのか」という理不尽さがあります。

マチパー
マチパー
思い悩んみ、葛藤する保育士ほど、本当は「子ども思いの素敵な」保育士なのですが、辞めてしまう現状があるのです。

真の「働き方改革」とは

「働き方改革」で、もちろん保育園や学校など子どもが安心して過ごせる環境を整えることや、働く親が安心して預けられる場所を多く確保するのは大事なことです。

でも本当に必要な「働き方改革」は、そういう場所を確保すればいいわけではありません。

マチパー
マチパー
「子どものそばで成長を見守りたい。でも仕事のキャリアは続けたい」という親御さんたちが、仕事も子育ても心身の負担なく両立できる仕組みを作る事自体が、真の働き方改革ではないのでしょうか?
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マチパー
マチパーです。相談支援専門員(社会福祉士/精神保健福祉士)をしながら、個人事業主で福祉系アドバイザーや後見人活動をしています。30代で公務員(保育士)を辞め、社会人大学、院に進学した変わり者。座右の銘は「いい、かげん」「みんなちがって、みんないい」