まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
どの仕事にも言えることですが、新人の頃、右も左も分からないけど
資格があるから「専門職」と言われる立場。
目の前にいる相手にとっての自分は「何かを期待されている」人。
ああ、学校でもっと勉強しておけば良かった!隣の先輩がまぶしく見える…
福祉分野に限らす、知識も経験も浅いけど「専門職」である自分と
周りのギャップに、自分のふがいなさを感じたことはありませんか?
この記事では、フィールドは異なるけど福祉分野にどっぷりつかって
30年近くになる私の実際と思いについて書かれています。
学校を卒業したけれど、専門職として就職したけれど目の前の人に
向かう時、心臓バックバクな人や、知識武装をしている人
思いや行動が空回りしてて、なかなか物事がうまく動かない人
などに読んで頂けると嬉しいです!
新人の頃、経験を積んだ「先輩」がまぶしく見えたけど
私も経験がありますが、新人の頃「あんな先輩になりたい」と思い
見よう見まねでマネをしたけど、経験値に勝るものはなく。
最初の専門職は保育士だったけど、週案月案、個人記録やお帳面、保護者に
対する話し方など、先輩のモノをこっそり見ては学んでマネて…をする日々でした。
それでも毎日のように「もー!なんであんたはいつも同じ間違いすんの!」
「仕事向いてないんじゃない!○○(同年代の私立経験者など)さんと比べて!」
「でくのぼう!新人は自分から言われなくれもサッサと動くもんなんだよ!」
「週案去年の丸写しで良いと思ってるの!子どもが違うんだから!ふざけるな!」
など、今思い出すとパワハラ満載ディスっぷりな罵倒をいっぱい浴びせられました…。
非正規保育士と正規保育士の差が
コロナでさらに浮き彫りに…😟保育士の労働問題は根深い💦
コロナがあぶり出した保育士「ありえない格差」 国の指示に従わない保育園も多数ある実態 | コロナショックの大波紋 – 東洋経済オンライン https://t.co/GWvYvSXFfd #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより
— マチパー (@11kagen_blog) May 31, 2020
経験値を積み「先輩」という立場になったけど
月日が経ち、色々なことも(ハッタリ多数)できるようになったけど
いざ「先輩」という立場になったらなったで、後輩や実習生、子どもや保護者など
向き合う相手に対し
と思い悩むようになりました。
経験値が浅いと「経験値を積んだら仕事が楽になるんだろうな~」
と思っていたけれど「先輩」という立場になると「重みと責任」が生まれる。
でも私は「そんなこと身体で覚えろよ!」「毎回同じような間違いをして!」なんて
思ったとしても「その人の人格までを否定する発言」は決してしてはいけないと
自分の経験から感じていたので、なんとか相手に伝わるように、言い方を考えながら
先輩として指導した…つもりです。
職と資格を変え、経験値をさらに積んできたけど
保育士から無資格で精神保健福祉分野に飛び込み、今度は資格持ちからディスられる
通信制大学で学ぶ理由も環境も人
それぞれ。無資格者があとなき片道切符で時間
やお金、周囲の有資格者から後ろ指
指されながらも学んだ経験は間違い
なく自分の「強み」となる。コンビニ払いはしませんでしたが
私も周りに有資格者に囲まれながら
最短で根性で取りましたもん💦 https://t.co/2tKYH5NH51— マチパー (@11kagen_blog) July 25, 2020
経験もして…その時は
という精神で仕事と通信大学、家事との両立をやり抜きました。
なぜなんだろう?
最近「自分は悪くない、悪いのは〇〇だ」
と自分を守るために人に責任転嫁する人が
内外に多くいる。考え方の違いは人だからあるのは当たり前。
でもコトが大きくなった時、自分が100%
悪くないなんてことはありえない。まずは自分の偏った考えを振り返るべき
なんだけど🙄— マチパー (@11kagen_blog) August 29, 2020
しかしいざ「資格」を取った瞬間感じたのが「専門職」としての重み。
その時感じたのが
ということ。
分かっちゃいたけれど、資格を取ったことは「スタート」に過ぎず。
「とってから自己研鑽して経験を積み上げる」のが専門職としての使命なんだと。
それからというもの、自分の小さな法人だけに囚われず、外の専門機関や団体
異職種や、職場近所のおじちゃんおばちゃんなど「ありとあらゆる人」と繋がりを
持つことで、自分の専門職としての「核」というものを積み上げていきました。
分からないことを素直に人に
聞けるチカラ見通し力と判断力
人に寄り添い本心を聞けるチカラ
交通整理係🚙
という感じでしょうか? https://t.co/moZXrg1IiN
— マチパー (@11kagen_blog) August 31, 2020
私個人の意見として、精神保健福祉士は「精神分野に特化した、狭く深い知識の領域」
社会福祉士は「児童、障害、高齢、地域福祉など包括的に広く浅く知識を持った領域」
と思っているので、自然に社会福祉士、そして自然と大学院に目が向き、社会福祉学修士
まで極めていきました。
経験値をさらに積み、より多くの人に伝える「講師」を引き受けるようになったけど
40代に入り、福祉関連分野の講師業を引き受ける機会が増えてきました。
私が受講者として聞くだけの立場だった時
と、その時間が早く終わることだけを楽しみにしていました。
でも、いざ自分が講師業をする立場になると「受講者にいかに分かりやすく
眠くならないよう話術を駆使してひきつけていくのか?」という難しさを
知りました。
有資格者となって分かったこと。
資格があってもどんどん学びを深め
なければ、それは宝の持ち腐れ。十数年経ち、地域では押しもされぬ
存在になり、後ろ指指していた人達
は何も言わなく…いや言えなくなった
みたい😅 https://t.co/QWe3mnt7Gz— マチパー (@11kagen_blog) July 25, 2020
経験値を積んで分かったこと。そしてこれからも
新人、中堅、職種替えの無資格新人、専門職、そして講師業と経験値を
重ねてわかったこと。
共通点として言えることは「相手の立場に立って」「自分の主観の押し付けではなく」
「感情をコントロールして、自分で考えてもらうような伝え方をする」ことなんだと。
日々色々なことが起きますが、
忘れてはいけない言葉。それは
「平常心」目の前の人が感情的になったと
しても、事故が起きたとしても
決して巻き込まれないよう、感情
コントロールが必要です。…はい、最近巻き込まれ事故が
多かったので😔座右の銘にしてます。— マチパー (@11kagen_blog) September 1, 2020
人の思いも、受け取り方も千差万別だから、例え相手の立場に立って物事を伝えたとしても
という人もいる。
すぐに理解できない人もいれば、残念ながらそうでない人もいるし、
伝えたことをひねくれて捉える人もいるのもまた事実。
それぞれの立場に立った時に初めて分かること。どんな立場になったとしても
相手の立場に沿って物事を考え、伝える人にこれからもなって行きたいと思いますっ!
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