まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
介護・福祉分野で働いている人たちにとって「国家試験」を目指すことは、自身のキャリアアップにつながります。
でも「家事や育児に追われて、勉強する時間が取れない」「仕事から帰ったら疲れが溜まって、とてもじゃないけど勉強する気になれない」など、
「仕事と勉強の両立」に悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する「介護福祉士国家試験の苦い思い出」には、私が異職種から介護福祉士を目指し、一度落ちた経験について書かれています。
知ってるあなたは上級者⁉️
~難解ワードクイズ 介護福祉士試験編~「ヒヤリ・ハット」の意味は?
(H28年 介護福祉士国家試験)
※答えは画像です小さな気づきからの学びは大きいですよね!
見事正解した方は、いいね!お願いします!🙋♂️🙋♀️#介護士 #介護職 pic.twitter.com/A2gN0LiL0o
— ケアきょう/介護職応援メディア🌸 (@CareKyo) May 22, 2019
社会人になると、普段働きながら国家試験を目指すことになり「ない時間をいかに工夫して捻出し、試験勉強にあてるか」が合否を決めるカギとなります。
この記事を読み終えることで、介護福祉士国家試験の現状に触れつつ「なぜ介護福祉士になりたいのか?」「介護福祉士を取る意義」など、
介護福祉士国家試験の問題
近年、介護福祉士の受験数が減っていると聞きます。
東南アジアから介護福祉士になって日本で働くために、高齢者施設で実習しながら試験を受けようする人たちがいます。
KAIGOFUKUSHISHI LESSON FOR FOREIGNERS | 外国人介護職員支援センター|外国人の介護福祉士資格取得までを総合支援、在日フィリピンから技能実習生まで https://t.co/2dTVXj90oQ
— mau . (@mmm_mau) November 14, 2018
ちなみに、外国人介護福祉士候補者のうち、平成30年の介護福祉士国家資格に合格したのは213名で、
合格率50.7%。国別の内訳はインドネシア62名、フィリピン62名、ベトナム89名となっています。
(厚生労働省:第30回介護福祉士国家試験におけるEPA介護福祉士候補者の 試験結果より)
平成27年度までの介護福祉士国家試験は、1月に筆記試験(1次)を、3月に実技試験(2次)を受け、3月末に合格発表という流れでした。
平成13年の介護福祉士国家1次試験に合格したものの、介護未経験で2次試験は未知の領域でした。
当時、介護というと
という誤った考えを持っており、
ベットに横になっている要介護者を力づくで起こして持ち上げ、着替えも麻痺を無視して全介助してしまい、見事「不合格」となりました。
「介護」の本質とは…介護福祉士国家試験を受ける意義
介護とは、その人に残されている「できる力(残存能力)をいかに高めて」いくか。
また、自分の力でもう一度食べたり、歩いたり、排せつしたりという「生きる力」を伸ばしていくか。
年齢を重ねて段々体が弱ってきたとしても、
と、2次試験不合格後、介護施設に志願してボランティアをした時に、職員さんから教えてもらいました。
翌14年の2次試験では「残存能力」を生かしながら、「自分でできることを支援する介護」ということを意識づけました。
麻痺していない側は自身で着替えてもらったり、歩いたりする支援を行い、なんとか合格しました。
平成28年から介護福祉士試験が変わりました
平成28年度から「実務者研修」が始まり、通信や通学で試験科目を学んだ後、筆記試験を受けるという流れになっています。
普段から仕事で要介護者に関わっている方にとって、勉強時間を確保するのは大変なことと思います。
また、普段はとても優秀な介護士さんでも
と、なかなか普段のパフォーマンスが発揮できない方もいたので、そういう人たちにとっては「2次試験免除」は実に良いことだと思います。
しかし、2次試験がなくなったということは、下手をすると「介護の本質」を実地で学ばないまま「介護福祉士」となる人を増やしてはいないか…と危惧しています。
https://twitter.com/days_xyz/status/1131732342064631808
いつでも「国家試験を目指したきっかけを忘れずに」初心に戻れるよう…
普段、仕事や生活に追われていると、どうしても自分の仕事を振り返る時間がないのですが、私は今でも折に触れ、介護福祉士の2次試験を思い出します。
相談員という仕事をしていると、介護福祉士の方と関わることも多く、施設や自宅で要介護者に寄り添う姿を見ると
と思い知らされます。
そういう「縁の下の力持ち」の人がいるおかげで、自宅で、施設で、その人らしい生き方ができている要介護者のかたがいるからです。
介護の仕事は低賃金で、腰痛にも悩まされながらも続けている人がたくさんいます。
これからも相談員として「自宅で、施設で自分らしく暮らし続けられるよう」に寄り添う方々を、陰ながら応援したいと思います。
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