まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
精神保健福祉士を目指している方へ。
「勉強する時間がないよ~」「参考書をどれにしていいか分からない」
「何から勉強していこう」「大学のレポート、仕事、国家試験勉強と並行する方法ってあるのかな!?」
なんて悩みを抱えていませんか?
この記事では、現在相談支援専門員として、主に精神障害者と発達障害者の相談支援を
している私が、転職したばかりで右も左も分からない状態から、
社会人学生として大学のレポート+フルタイム+精神保健福祉士国家試験勉強と、
兼業主婦の肩書を入れると「数足のわらじ」を履いていた頃について書かれています。
この記事を読み終えることで、時間がないながらも効率的、かつ効果的な時間の使い方と勉強方法が身につくはずですよ!
「そうか!こういう進め方をすればいいんだ!」というヒントになればうれしいです。
社会人学生は日々、時間との戦いに追われています。
「なんでこんなに時間に追われているんだろう」「こんな苦しい思いをして報われるのだろうか」
と、時々弱音を吐くこともあるでしょう。
でも、この頑張りをきっと近くで見守ってくれている人はいるはずです。
「精神保健福祉士」とは?
私は「精神保健福祉士」として本業の社会福祉法人で働いています。
このブログを見ている方の中で「精神保健福祉士って何?」「精神保健福祉士ってどんな仕事をする人なの?」
と疑問に感じる人もいるでしょう。
「精神保健福祉士」とは
1997年に誕生した精神保健福祉士領域のソーシャルワーカーの国家資格のことを
言い、精神保健福祉士は精神科ソーシャルワーカー(PSW:Psychiatric
Social Worker)という名称で、1950年代より精神科医療機関を中心に医療
チームの一員として導入された専門職です。
「社会福祉学」を学問基盤として、精神障害者の抱える生活問題や社会問題の
解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動を通じて、その人らしい
ライフスタイルの獲得を目標としています。
(引用:公益社団法人日本精神保健福祉士協会)
精神保健福祉士国家試験とは
(試験地)
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
(試験科目)
1)精神疾患とその治療
2)精神保健の課題と支援
3)精神保健福祉相談援助の基盤
4)精神保健福祉の理論と相談援助の展開
5)精神保健福祉に関する制度とサービス
6)人体の構造と機能及び疾病
7)心理学理論と心理的支援
8)社会理論と社会システム
9)現代社会と福祉
10)地域福祉の理論と方法
11)福祉行財政と福祉計画
12)社会保障
13)障害者に対する支援と障害者自立支援制度
14)低所得者に対する支援と生活保護制度
15)保健医療サービス
16)権利擁護と成年後見制度(ただし6~16は社会福祉士と共通科目)
(受験料)
精神保健福祉士のみの場合17,610円
(公益社団法人 社会福祉振興・試験センター参照)
精神保健福祉士の合格基準と合格率
合格基準と合格率
(合格基準)
1.問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者
2.試験各科目のすべてにおいて得点があったもの
(合格率)
第16回 | 受験者数7,119人、合格者数4,149人、合格率58.3% |
---|---|
第17回 | 受験者数7,183人、合格者数4,402人、合格率61.3% |
第18回 | 受験者数7,173人、合格者数4,417人、合格率61.6% |
第19回 | 受験者数7,174人、合格者数4,446人、合格率62.0% |
第20回 | 受験者数6,992人、合格者数4,399人、合格率62.9% |
精神保健福祉士国家試験を控えている人たちへ
試験は2月上旬なので「インフルエンザ」や「風邪」などが流行する時期です。また試験会場は大学が多く、とても寒いです。
「まだ時間があるからいいや!」「一夜漬けで良いでしょ!」という方もいるかもしれませんが、真冬の時期、ちょっとした油断で風邪を引いてしまうかもしれません。
社会人の方なら仕事や家事との両立、学生の方なら卒業論文の時期なので、できれば今のうちから計画的に、少しずつ取り組むことをおススメします。
(お問い合わせフォーム)