まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
10人に1人の割合でいると言われる「左利き」。
左利きの人って、普段の生活から「不便」を感じる事って多いですよね~!
この記事では、左利きの生活について何が不便か、福祉の「合理的配慮」の視点から
書かれています。
この記事を読み終えることで、左利きに対する「少し違った視点」を知ってもらえたらうれしいです。
左利きとは関係ないけれど…野澤和弘さんの講演会で
先日、野澤和弘さんの講演会を聞いてきました。
野澤和弘さんは、毎日新聞論説委員をしながら障害のある息子さんをお持ちの親御さんとして講演会や施設の立ち上げ、複数の大学で教鞭をとるなど幅広い活動をされている方で、講演会を聞く機会は今回で2度目となります。
その中で特に印象的だったのが「障害者に優しい社会の仕組みは、全ての人に優しい仕組みである」という言葉でした。
「障害者差別解消法」と「合理的配慮」左利きの視点から
障害を理由とする差別の解消の推進
国連の「障害者の権利に関する条約」の締結に向けた国内法制度の整備の一環として、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、
相互に人格と個性を尊重しあいながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、
平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定され、平成28年4月1日から施行されました。
障害者差別解消法により、障害のある方に「合理的配慮」をするよう求められています。
例えば、レストランに盲導犬や介助犬を連れた方の入室を禁止したり、車いすだからと路線バスに乗ることを拒否するなど、
様々な背景が理由で、公共での利用を制限されることを禁止しています。
生活にまつわる色々な壁…言葉、左利きなどなど
野澤さんは話の中で
「僕が聴覚障害の人達への講演会に招かれた時、僕以外の人(手話通訳さん含め)が全て『手話』で会話していたんですね。
普段の講演会で『手話通訳』の人がいたら、見ている人は少数だと思うけど、その時は僕が全く話が理解できなかった。
で、講演会で『僕のために』手話通訳がついてくれたの。手話を言葉で僕に『通訳』してくれたの。だから『ああ、聴覚障害の方たちは、普段の講演会でこういう思いをしていたんだな~』って。」
と感じました。
自分だけが「アウェー」の状態に置かれると、人間どうするでしょうか?分からないのに「相槌を打つ」「笑ってごまかす」「ボディーランゲージを駆使する」など、色々方法があるかもしれません。
でもどれも、自分にとって「居心地の悪い」「疎外感を感じる」ことは間違いないと思います。
普段の「何気ない」生活を「左利き」に当てはめると「結構不便」
この気持ちものすごく良くわかる!
8月13日は左利きの日#私も元左利き
小さい頃に矯正したので、箸とボール
鉛筆と包丁は右です。 https://t.co/nZGeIv30ZX— マチパー@いい、かげんブロガー🦁 (@11kagen_blog) August 13, 2018
生活のしずらさは人それぞれ。
「合理的配慮」がされた社会は、左利きはじめ全ての人に優しいはず!
特に日本人は「みんなと一緒」であることや「場の空気を読むこと」「出る杭は打たれない」ことが美徳という思考が強い民族です。
でも少子高齢化の波により、「外国人労働者」や「女性総活躍社会」「障害者雇用」など、「働きたいと思う人が働ける社会」になりつつあります。
まさに社会情勢が「合理的配慮」を求めるようになっているのです。それが「福祉共生社会」に繋がるのだと思います。
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