姉妹ブログ「まーくまブログ」もよろしく!
まーライオンのいい、かげんブログ
マチパーです。相談支援専門員として働きつつ、個人事業主として後見人業務や福祉経営アドバイザー、業務委託でのオンラインカウンセラーをしています。
社会問題

出生数、2019年は90万人割れの衝撃

まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。

ライオンちゃん
ライオンちゃん
日本で生まれてくる赤ちゃんって、どんどん少なくなっているって聞きましたが?
まーライオン
まーライオン
だいたい先進国で減ってきて、発展途上国で増えているって話じゃないか。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
でも、赤ちゃんが少なくなるって言うことは、高齢社会がますます進むってことですよね…
まーライオン
まーライオン
まあな…特に日本は「教育費が高い」だの、老後までに2000万必要だの、マタハラだの働く環境が子育てに良いと言えないから、このまま少子化は進むんじゃないか!?
マチパー
マチパー
じゃあ、出生率の低下と背景について考えていきましょう。

2019年の出生数は?

2019年に生まれた赤ちゃんの数は、1899年(明治32年)の統計開始以降、

過去最低になることが確実になったと、厚生労働省の取材で分かりました。

あわせて読みたい
8050問題について―ひきこもりが顕著化する理由とはまーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。 8050問題… かつて「失われた時代」と言われた、バブル崩壊...

出生率の低下は懸念されていたが…現実は厳しく

本来、2017年の推定値では、出生率が90万人を割るのは2021年と見込まれていました。

しかし現実は推計より2年早く90万人割れをしていることになり、

想定を超えて進行している少子化に、政府関係者は大変厳しい状況であると共に、

社会保障制度等への影響懸念していると話しています。

マチパー
マチパー
では、数値の根拠について詳しく見てみますね!

2019年の出生率が90万人を割る根拠と背景

国立社会保障人口問題研究所によると、

2017年の推計時に、2019年の出生数は921,000人で、2020年は902,000人と見込み、

2021年に886,000人になると推定していました。

マチパー
マチパー
現実は、これより2年早く出生率が低下したと言うことになりますね…

女性1人が生涯に産む子供の推定人数を示す「合計特殊出生率」が、

2016年度から下落傾向にあり、2018年は前年から0.01ポイント減少しており、

背景として考えられるのは、出産適齢期とされる25〜39歳の女性の数が大きく

減少していることも挙げられます。

マチパー
マチパー
第1次ベビーブームの人達が、出産適齢期に産んだ「団塊ジュニア(第2次ベビーブーム世代」」が第3次ベビーブームとなると予想されていましたが、現実は第3次ベビーブームなんてものは、一切ありませんでした…
ライオンちゃん
ライオンちゃん
なんで第3次ベビーブームは来なかったんですか?
マチパー
マチパー
…実は私も第2次ベビーブームの人(団塊ジュニア)ですが、子どもはいません。結構、私の周りにはそういう人多いですね。
まーライオン
まーライオン
単純に「類は友を呼ぶ」だけじゃないか?
マチパー
マチパー
いえいえ、そういうわけではなく…元保育士仲間はほぼみんな、子どもがいますね。でも、東京や、バリバリ働いている人たちのほとんどは、結婚しても子どもをもたないか、あるいは独身でいるか、という感じですね。

あわせて読みたい
100年時代を生き抜くための多動力とはまーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。 「今の時代、正社員だからって安泰なわけじゃない。」「大企業だって終...

出生率低下に伴い考えられること

ライオンちゃん
ライオンちゃん
出生率が低下すると、当然日本の人口は減りますよね。高齢社会がますます進むのでは?
まーライオン
まーライオン
人口減少に歯止めがかからなかったら、一体日本はどうなるんだ?

マチパー
マチパー
まず「人口が減る」ということは、当然年金や医療の保険料を負担する人の割合が減りますね。そうなると、今のままの社会保障制度は成り立たなくなるので、大きく見直す必要が出てきますね。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
70歳まで働きなさい!って、お国は言ってますよね…年金支給年齢もどんどん遅くなってくるし。
まーライオン
まーライオン
「国民総活躍社会」というよりも「国民仕方なく強制働きなさい社会」なるということか…恐ろしい。
あわせて読みたい
理想的な働き方を考えるまーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。 私達、現役世代は「本当に年金がもらえるのだろうか…?」「一体いつま...

出生率を上げるのはもはや不可能か…社会保障を守るために考えられること

正直、若い世代の未婚化を解消しなければ、今後の少子化の流れは止められない現実があります。

マチパー
マチパー
フランスのように、結婚してなくても子どもを安心して育てる環境があれば、また違うかもしれません。

「女性や障害のある人の働き方を推進する」と国は言ってますが、

それも一過性のものに過ぎません。

これ以上働き手の減少を食い止めるために、今後考えられる事として

移民をもっと受け入れる

仕事をシェアできる環境を作る(例えば2人分の仕事を3人でやる)

子連れ出勤や在宅勤務が当たり前になる

マチパー
マチパー
など、社会保障の担い手を増やすことや、会社の働き方や考え方を柔軟に変える必要があるでしょう。
あわせて読みたい
8050問題の現実…40代以上のひきこもりが全国で61万人まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。 今や社会問題となっている「8050問題」。 福祉に携わる人や...

(お問い合わせフォーム)






    ABOUT ME
    マチパー
    マチパーです。相談支援専門員(社会福祉士/精神保健福祉士)をしながら、個人事業主で福祉系アドバイザーや後見人活動をしています。30代で公務員(保育士)を辞め、社会人大学、院に進学した変わり者。座右の銘は「いい、かげん」「みんなちがって、みんないい」