まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
後見人。弁護士や司法書士、社会福祉士や精神保健福祉士などの
現場経験のある有資格者が、それぞれの所属機関で講習や研修を重ね
初めて後見人を名乗れる資格を得ます。
後見人になったものの、受任への心理的ハードルはまだまだ高く
後見人をできる資格は得ているものの、自分が報酬を受け取るまでの試練が
とてつもなく長い道のりが…
成年後見の実務。やり始めて初めて
わかることが多く、勉強の必要性を
感じてます📚
買わないといかんだろうなあ😏 pic.twitter.com/cOMbJhBmqe— マチパー (@11kagen_blog) January 20, 2021
この記事では、そんな後見人1年生である私、マチパーが後見人を始めて
初めての報酬を確定し、自分の手元に届くまでの流れについて書かれています。
初めての後見人業務は波乱万丈
私が後見人資格を得たのは2018年のこと。
しかし登録は続けるものの、後見人依頼が来ても受けることはありませんでした。
それから2年後の2020年夏から、初めての後見人業務を開始しています。
入院や関係機関とのバトル、汚部屋の片づけなど様々な出来事がありましたが
とある事情で朝からゴミ屋敷の
片付けしてます。今日は寒いですねえ😨
束の間の休憩と昼食兼ねて揚げたこ焼きと玉せん🐙を。癒しだわ〜🥰 pic.twitter.com/vYV4lC7RfM
— マチパー (@11kagen_blog) October 19, 2020
最近は被後見人様も退院され、危なっかしさを残しつつ今も自宅生活を
続けておられます。
なぜなんだろう?
最近「自分は悪くない、悪いのは〇〇だ」
と自分を守るために人に責任転嫁する人が
内外に多くいる。考え方の違いは人だからあるのは当たり前。
でもコトが大きくなった時、自分が100%
悪くないなんてことはありえない。まずは自分の偏った考えを振り返るべき
なんだけど🙄— マチパー (@11kagen_blog) August 29, 2020
後見人業務1年生、報酬を受け取るまでの流れ
なんだかんだありましたが、いよいよ初めての定時報告の時期を迎えました。
油断してた…😩
後見人の定期報告書、10日消印だと
思ったら必着だった🥶つまり、ただいま絶賛作成中と
なっております☠️— マチパー (@11kagen_blog) November 8, 2020
始めに受任した際に「定時報告は〇月です」と家庭裁判所から分厚い封筒が
届けられます。
そこで、家庭裁判所から頂いた(あるいはホームページからダウンロード)報告書類を
コピーし、必要事項(預金残高や1年の変化など)を記入して締め切り日必着で送付する
義務があります。
なんとか家庭裁判所に送る定時報告書はクリア。その後、書類の記載漏れや修正など
2週間ほどやり取りがあったのちに、家庭裁判所から「報酬金額は○○」です。という
内容の書式が送られてきます。
と、ここで素朴な疑問が一つ。
そうなんです!家庭裁判所はあくまでも「あなたの仕事は○○円でしたよ」と
示すだけの場所。
じゃあ報酬は?というと「それは自分で必要な場所に請求して下さいね~」という…
私の被後見人さんは生活保護受給者なので、報酬の請求先は住民票がある
市町村になります。
そこで申請書類を頂き、必要事項を記入し、被後見人さんの銀行口座のコピーを
添付して申請する。
申請後、約1カ月ほどで被後見人さんの通帳に、後見人費用が振り込まれる、
といった流れになります。
生活保護や、現時点の法律では本人の預金が300万円以下の場合
市町村が後見人費用を負担する制度になっていますが、そうでない場合
被後見人さんから後見人に報酬が支払われることになります。
成年後見人の報酬までの道のりは長い…
今回、初めての受任を経験し感じた事です。
何件も受任されていたり、長い関わりのケースになるとさほど感じないのかも
しれませんが、フルタイムの仕事(相談支援専門員)をしながら後見人業務を行う
さらに色々な申請書類の手続きを考えると
と感じてしまいました。
しかし、専門職でないとなかなか依頼が来ないと言われている後見人業務。
勤務している所属に囚われず「一個人の専門職としてその人に関わる」醍醐味が
あるのも確かです。
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