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まーライオンのいい、かげんブログ
マチパーです。相談支援専門員として働きつつ、個人事業主として後見人業務や福祉経営アドバイザー、業務委託でのオンラインカウンセラーをしています。
社会問題

対人援助職は疲弊するばかりなの?

まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。

相談支援専門員や個人事情主、後見人を生業としていると、同業者である

福祉関係者や教育関係者、医者、心理職と言ったコメディカルスタッフ

行政など公務員の皆さんや民生委員や地域の担当者などといった、いわゆる

人を相手とした仕事をしている人たちと関わる機会が多くあります。

人を相手にする「対人援助職」がまさに「天職」という人もいれば

コミュニケーションを取るのは苦手だけど、仕事で仕方なく…という人たちも

いるのではないでしょうか。

マチパー
マチパー
人を相手にする仕事をしていると、精神的に疲労感が溜まる…なんて声もよく聞きます。
まーライオン
まーライオン
俺はコミュニケーション取りたくない方だから、そんな仕事をする人の気が知れんわ。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
まーライオンさんの場合、ずっと立ったままでも人が集まってきますからね~

この記事では、対人援助職がトータル30年を迎えようとしている私マチパーが

どうしてずっと対人援助職を続けていられるのか?

マチパー
マチパー
ちなみに学生時代のアルバイトは接客業(時計や家電の販売)でした。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
それも人相手の仕事ですね。
まーライオン
まーライオン
人相手の仕事ばかりでよく疲れないな~

この記事を読み終える事で、対人援助職を生業としている人たちにとって

マチパー
マチパー
気持ちが少しでも楽になれれば嬉しいです。
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対人援助職の仕事を続けると疲弊する?原因➀相手や周囲に気を遣いすぎるから

人相手…いわゆる「対人援助職」の仕事をしていると、どうしても出てくるのが

「相手に気をつかう」こと。

もちろん「親しき仲にも礼儀あり」と言われるように、その人が持つバリアに

ずかずかと土足で上がるような、デリカシーのない行動をするのはいけません。

マチパー
マチパー
最近おばちゃん度が増してきて、ちょっと怪しくなってきてますが(汗)

人との距離の取り方、間の取り方といった「見えない空気感」を読み取り

気を遣いながら行動する…保育や介護と言ったチームプレーでは特に欠かせない

「あうんの呼吸」というのはまさに「気を遣うNO1行動」ではないでしょうか。

特に対人援助職に就いたばかりの20代前半~半ばにかけては、若いというだけで

人より早く行動しないと「これだから若い人は」と周囲から言われたり、

経験がまだ足りないうちは「相手からどう思われているのか」気になって

必要以上に気を遣ってしまい、自分のプライベートの時間まで悶々と考え込んで

しまう…なんてこともあると思います。

マチパー
マチパー
私も20代の頃はとにかく周囲の顔色を見ながら仕事をしていましたからね。それだけ自分に自信がなかったからだと思います。

20代(保育士時代)の頃は、土曜日も仕事であることが多く、同僚とも休みの日でも

連絡を取り合うなど、なかなか完全なるプライベートの時間が確保されなかった

印象があります。

マチパー
マチパー
周囲に合わせて自分の時間を犠牲にする…これでは対人援助職として疲れてしまいますよね。

対人援助職の仕事を続けると疲弊する?原因➁自分の思うように相手や周囲が動かないとイライラする

雇用されて働いている場合はもちろんのこと、個人事業主で働く場合でも

必ず相手があって、関係者がいることで初めて仕事が成り立つものです。

自分がある程度経験が積まれていくと、どうしても人と比べてしまったり

周囲の動きにイライラしてしまう…なんてこともあると思います。

「どうしてあの人は何も動かないのだろう」「早くレスポンス欲しいのに」

「自分でやった方が早く進むのではないだろうか」など、自分の思い通りに

周囲が動かないとついイライラしてしまう。

マチパー
マチパー
まさに30代の私がそんな感じでした。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
30代と言えば、人生のキャリアや環境がそれぞれ違うので無理ないんでしょうけどね。
まーライオン
まーライオン
俺はグータラ自堕落が好きだけどな

対人援助職の仕事を続けると疲弊する?原因➂相手の為?と思うことがことごとく裏切られ暴言を吐かれる

どんなに相手の為に誠心誠意気持ちを込めて支援を続けていたとしても

認知症だったり精神疾患だったり、たまたま相手の機嫌が悪かったりして

その人の怒りをぶつけられてしまったり、大きく裏切られることにもなったり

すると「報われないなあ~」と思いがちです。

「なんでこんな仕事しているんだろ」「仕事をしてて意味があるんだろうか」

など、対人援助職ならではの自問自答、葛藤に悩まされることも多いと思います。

マチパー
マチパー
私も今まで「人でなし!」「鬼悪魔!」「お前なんか〇〇でまえ!」「ピー」言葉を浴びせられる数は計り知れません。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
そんなこと言われ続けたら、人間不信になりませんか?
まーライオン
まーライオン
俺だったら萎えるな…
マチパー
マチパー
まーそんな時は「相手の機嫌がたまたま悪かった」「体調不良だから仕方ない」「暴言はいたらあとはスッキリできたのでは?」と割り切るようにしていますよ。

対人援助職は疲弊するばかり…でもないからできる仕事

人間年を重ね、経験を重ねるにつて「できることとできないこと」「人は人」

「それぞれのペースがあるので仕方ない」など、寛大さが身についていきました。

マチパー
マチパー
「まあ、いっか」と早々に諦めの境地に入ったというんでしょうか。
ライオンちゃん
ライオンちゃん
人生何ごとも経験が大事といいますしね。

それと、どんな相手であれ関わりの中でちょっとした成長が見られたり

「ありがとう」という感謝の言葉を受け取ったりすることで

マチパー
マチパー
ああ、この仕事を続けてきて良かった!

と思います。

対人援助職は、人と人との関わりの中でこそ成り立つ仕事です。

自分の思い通りにならないことなんて日常茶飯事であり、それが当たり前な

日常の中で、ちょっとした成長や発見が見られたり、感謝の気持ちを言われたり

することで

マチパー
マチパー
単純な私は天にも昇るように気持ちになります!
ライオンちゃん
ライオンちゃん
まーおーげさな!

人と人と関わることで、その人の人生の大きな分岐点になることもあり

時には化学反応が起きることもある。

その意外性があるからこそ、そして自分自身の経験に深みが増すからこそ

マチパー
マチパー
対人援助職の仕事って面白いなあ~と感じるのだと思います。
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    マチパー
    マチパーです。相談支援専門員(社会福祉士/精神保健福祉士)をしながら、個人事業主で福祉系アドバイザーや後見人活動をしています。30代で公務員(保育士)を辞め、社会人大学、院に進学した変わり者。座右の銘は「いい、かげん」「みんなちがって、みんないい」