まーライオンこと、マチパー(11kagen_blog)です。
相談支援専門員をしていると、連日のように新規事業所の営業がやってきたり
グループホームの空き情報が書かれたFAXが送られて来たりします。
新規事業者の中には「是非うちを見に来てください!」と内覧会の案内が
送ってくることもあり、興味のある所はたまにお邪魔することもあります。
この記事では、本業で相談支援専門員をしている私、マチパーがとある新規の
多角経営を始めようとしている事業所の内覧会に行った時に感じた「違和感」
と「事業所と当事者、家族が求めるスタイル」のあり方について書かれています。
とある新規の事業所の内覧会に行って
きました。障害児系と障害者系の複合
施設。
ゆりかごから墓場まで、人生の大部分
を安心して自分達の手元にとのこと。うーん🧐なんだろう…この強烈な
違和感😅— マチパー@いい、かげんブロガー🦁 (@11kagen_blog) July 2, 2023
相談支援専門員をしていると、営業の嵐に遭う…
相談支援専門員をしていると、事業所に毎日のように営業電話や
FAX、突然の訪問があったりします。
利用される方々のニースは様々なので、新規事業所ができて選択できることは
とても良いことだと思う反面…
事前にアポがあり「お時間頂けるでしょうか?」と言われる事業所については
それなりの「誠意」で応えるために予定を入れて話を聞くようにしますが
連日のFAX攻撃や、保険や派遣の営業のように連日の電話攻撃やメール攻撃を
受けると、緊急の電話に対応できなかったり、大事なFAXやメールを受け取る
ことができなかったりと、本当に大変な思いをします。
相談支援専門員が営業活動や内覧会に行く基準
そんな積極的な新規事業所の営業活動。
相談支援専門員の受けるケースの多様性を考えると、事業所の幅は知識として
持っていないといけない。
事業所(新規含む)の営業を受け会うケースの基準
◎他の地区での実績がある程度ある
◎普段お付き合いをしている事業所から「ここは良いよ」と聞いている
◎抱えているケースにマッチングしそうな時
相談支援専門員が内覧会に行く基準
◎内覧会が数日に分け開催されている
◎先に内覧会に行った他の相談支援専門員の評判を聞いて
◎抱えているケースにマッチングしそうな時
事業所の内覧会に行って感じた「違和感」
そんなこんなで相談支援専門員が内覧会に行きますが、内覧会のメリットと
しては、そこで働いている人たちが「どういう理念を持っているか」を知る
ことができる。これに尽きると思います。
最近はなかなか内覧会に行く暇もなかったのですが、他の地区でかなりの
実績があり、今回児童と大人の多角経営をしている、とある事業所さんの
内覧会に行ってきた時、考えさせられることがありました。
確かに、一つの安全基地の中で過ごすことができれば、その人にとって
守られた人生になるのだと思います。保護者にとっても安心といえるのかも
しれません。
新しい環境に飛び込むということは、不安がつきものだし嫌な思いを
するかもしれません。失敗をするかもしれないし怪我をするかもしれない。
相談支援専門員の立場からはまさに
そう聞こえました😏保護者の立場からみたら心強い、安心
できる!と思うのかもしれませんが、
本人の挑戦しようとする能力を奪う
ことに繋がってしまうのかなあと😅— マチパー@いい、かげんブロガー🦁 (@11kagen_blog) July 2, 2023
失敗を恐れてしまっては、人の成長はそこでストップしてしまいます。
誰にでも「経験する」「挑戦する」権利があると思います。