まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
「福祉専門職を一生の仕事にしたい!」と思う人にとって、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
公務員で働く、ということを。
福祉専門職でなくても「安定を求めると公務員だよね~」と思っている人も、多いと思います。
でも「公務員試験って特別な勉強がいるんじゃないの?」
「3次試験まであると聞くし…市町村をいくつも掛け持ちしても良いの?」
「県や国家公務員と併願したいんだけど」
公務員試験については「合格本」や「対策本」がたくさん出ていますよね。
結論からいうと、日程がずれていれば国家公務員でも、県でも、市町村でも受験することは可能です。
この記事では「福祉専門職」を目指している人が「公務員試験」を受けるにあたり、「知っておきたい採用の流れ」について書かれています。
※補足ですが…
公務員採用には「新卒」採用と「社会人経験採用」がありますが、「社会人採用」の場合、今までの福祉専門職の経験を作文にまとめ、面接を受けることになります。
市町村で来年度公務員採用試験の概要が掲載されました
この時期になると、あちこちの市町村広報に、来年度の公務員採用試験の概要が載ります。
私が住んでいる所も、勤務している所も、同じ5月1日付広報誌で「今年度の公務員採用試験について」掲載されていました。
福祉専門職として行政機関の就職を目指すのであれば、公務員採用試験を突破しなければなりません。
来年度採用を目指す場合
5月1日付広報誌に来春採用の募集要項が掲載される→5月15日~末日〆が受付期間となる場合が多い(ただし、県や市町村によって時期に差がある)
7月上旬から中旬→1次試験(筆記試験は一般常識と専門分野別で内容が変わることも)
8月中旬から下旬頃→2次試験(体力測定、性格診断テスト、集団面接、集団討議など)
9月中旬から下旬→3次試験(面接など)
この間に一般企業や国家公務員など併願したり、福祉実習と重なったりすることが多い。また、国家試験対策や卒業論文も同時進行していく必要がある
10月から1月中旬→国家試験対策、卒業論文作成、提出
精神保健福祉士の場合、試験対策で11月頃に模擬試験を受けたりする。社会福祉士の場合、様々な大学や専門学校、出版会社が模擬試験を出しているので、並行して受けることが多い
(看護師、保健師の場合2月中旬)→国家試験受験
3月上旬→卒業式、行政機関等にに採用の場合、研修期間
3月中旬→国家試験合格発表(看護師、保健師、介護福祉士は3月下旬)
4月1日→入庁(半年間の「試用期間」の後、10月1日付けで「本採用」となる)
https://twitter.com/saiji314/status/1139508790552748032
社会人学生の場合
国家試験の受験と卒業を目指せば良いですし、主婦の方などで行政職の嘱託や契約職員を目指すのであれば、1月中旬から2月下旬に、専門職採用の案内が広報に載ることが多いので、随時面接を受ける形となります。
また12月頃に行政職の2次募集を行う所もあります。
「ただの人」なので「採用される権利」を失うわけです。
残念ながら、各市町村では、数年に1人くらいそういう人がいると聞きます。
また、公務員試験と国家試験に合格しても「卒業」できなかったため、全て駄目になった人もいます。
行政職でなくても、例えば民間の社会福祉協議会や、病院でも同じことがいえます。
「児童福祉司」の条件に「地方公務員試験合格」があるのが邪魔‼️
撤廃して志がある社会福祉士、精神保健福祉士が中心に活躍できるようにすれば良い。嫌がる公務員を配置転換して増やしても「プライドが高い人」ばかり増えるから効率が上がるとは思えない。
— はっしーa.k.a邪悪ばうあー@ソーシャルワーカー (@taka0927) June 18, 2019
専門職公務員を目指す方へ
これから卒業までの期間は、怒涛の如く過ぎていきます。また、採用が決まっても手を抜くことはできません。
厳しいようですが、公務員の専門職で働こうと思う方は、今の時期から計画的に、様々なことに取り組んでいって下さいね。
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