まーライオンこと、マチパー(@11kagen_blog)です。
なぜ「学校」に行く必要があるのか。行けなくなるのか。
「中学校まで」は学校に行かなくてはならないと「学校教育法」で定められています。
いわゆる「義務教育」というものですね。
しかし、毎年「何らかの事情」で学校にいけない子ども達が増えていると言います。
この記事では、特に事情はないけれど学校に行けなくなった人が、
後に人とのコミュニケーションの必要性を感じて、社会の中に自ら関わりを持つようになり、起業した話が書かれています。
この記事を読み終えることで、率先して「学校で学ぶ意味はないよ」というわけではありませんが、
学校は何のためにある?行かない理由は人それぞれ
相談員の仕事をしていますが「小学校から不登校気味だった」「中学から学校に行けてない」という話をよく聞きます。
現在20代~30代となっている人が多いのですが、「なぜ不登校になったのか、きっかけがありましたか?」と聞くと
「給食のクチャクチャ食べる音が苦痛だった」「いじめではないが、自分が一人でいるのが嫌だった」
「なんで集団で授業を聞く意味があるのか全く分からなかった」「なんとなく?って感じ」「いつの間にか行かなくなってたから分からない」と話してました。
という不思議な感覚を覚えることがあります。
中学校卒業以降引きこもる人もいましたが、大体は「高校だけは卒業しないと」ということで、いわゆる「フリースクール」にいったと聞きます。
学校に行かない…じゃあ、フリースクールってどんなところ?
フリースクールとは
社会において「不登校の子どもたちの居場所」という役割を果たしており、
それそれの施設の運営は個人や民間企業、NPO法人によって担われている。
フリースクールの特徴として
➀入学資格が定められていない
➁異なる年齢、年代の子どもたちが集まってくる
➂決まったプログラムやカリキュラムが定められていない
とされている(参考:りたりこ発達ナビ「フリースクールとは?」)
「学校は不登校でも社長さん」という大学生の話
学校に行かなくても大丈夫 10年間の不登校を経て社長になった僕から見た学校 https://t.co/k1wzN5xHNU @nonbeepandaさんから
学校はなんのためにあるのか。個々に合わせる
のは難しいかもしれないけど、学校以外の選択肢
がもっと普通になればと思います。— マチパー@いい、かげんブロガー🦁 (@11kagen_blog) October 13, 2018
人口12,000人の小さな町で育った小幡さんは、幼稚園の頃からちょこちょこ
登園しない日が続いた。
「お遊戯会」などやりたくないことを強制されるのが嫌だったし、砂場で
もっと遊びたいのに止められた。
小学校に入ってからは、我慢できないことがさらに増え、小学2年になると
学校に行かない頻度が増えていった。
中学の教師だった父は学校に行かせようと、毎朝叱りつけた。
不登校だからと言って自宅に引きこもっていたわけではなく、「適応教室
(教育支援センター)」には通い、勉強せず仲間と一緒に数時間好きに
遊んでいた。
いとこの影響で定時制高校に通い皆勤だった。
「コミュニティは相性です。40人が同じクラスになって明日から仲良く
しろなんて、合わない人もいて当然だと思う。学校は行けるなら行った方
がいい。行かない方が実は大変で、自分で勉強したり、自分で行動しなく
てはいけなくなるので。」
「それに『我慢すること』や『嫌いなことをやること』も学校の効用の
一つだとしている。
(BuzzFeedNews 「学校に行かなくても大丈夫 10年間の不登校を経て
社長になった僕から見た学校」より抜粋 2018/10/13)
学校に行かない、いけなくなっても、個々の特性や能力に合わせた「様々な形の学校」があるといいのに…
大人になればなるほど、自分の経験で「学校には行かないといけない」「せめて高校だけは」と「大人の価値観」を押し付けようとします。
確かに、日本はまだまだ「学歴社会」が色濃く残っていて、企業では「大学卒以上」「高校卒以上の者」という記載をよく目にします。
「学校は大事。行くのは子どもの務め。だから義務教育なんだ」という意味もよく分かりますが、学校に行くことが全てではない、違う考え方、生き方もあるんだということを、小幡さんの記事から教えてもらいました。
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